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電気事業連合会、中学社会科副教材「SDGs×電気」無償提供

 電気事業連合会は、中学校の社会科(地理的分野・公民的分野)授業向けに、エネルギー問題をSDGsの視点から学べる副教材「SDGs×電気」を制作した。2021年4月15日より希望する全国の中学校1,000校に無償提供している。

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 電気事業連合会は、中学校の社会科(地理的分野・公民的分野)授業向けに、エネルギー問題をSDGsの視点から学べる副教材「SDGs×電気」を制作した。2021年4月15日より希望する全国の中学校1,000校に無償提供している。

 日本は、2050年までに二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量をゼロにする目標を掲げるなど、SDGs達成に向けた動きが加速している。2021年度より中学校で本格実施されている新学習指導要領においても「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されており、SDGs達成に向けた教育の重要性が示されている。

 「SDGs×電気」は、元信州大学教授の澁澤文隆氏が監修。電気で動くAIロボットが先生役となり、中学生との対話形式で進行する。資料やデータに基づいて考えることの大切さやその気づきを促すとともに、エネルギー問題とSDGsの関わりについて、質問を通して考えながら理解を深められるようになっている。

 DVDの「概要編」では、SDGsが採択された背景やねらいを解説。「実践編」では、環境・経済・安定供給をキーワードにSDGsの目標から日本が取り入れている多様な発電方法を紹介している。

 教師用の手引書には、授業で活用できる書き込み式のワークシートを掲載している。生徒用の小冊子では、各発電方法のメリット・デメリットとSDGsの目標を比較しながら確認できる。

 電気事業連合会は、「SDGs×電気」を希望する中学校1,000校に無償提供している。教材の申込み・問合せは、放送映画製作所内「社会科教材事務局」にて受け付けている。

 電気事業連合会のYouTubeチャンネルでは、「SDGs×電気」の動画コンテンツも公開している。
《外岡紘代》

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