Googleは2021年2月18日、「Google Workspace for Education」を発表した。利用可能なエディションを4つへと拡大。柔軟性とシンプルな使いやすさを柱に、2021年内にさまざまな新機能が追加される予定だ。
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Googleは2021年2月18日、「Google Workspace for Education」を発表した。利用可能なエディションを4つへと拡大。柔軟性とシンプルな使いやすさを柱に、2021年内にさまざまな新機能が追加される予定だ。
Google Workspace for Educationは、Google Classroom、Google Meet、Gmail、カレンダー、ドキュメントなど教育現場でのコミュニケーションとコラボレーションに適した統合ソリューション。幼稚園から大学院まで、世界中の教育機関のニーズを満たすために、利用可能なエディションをこれまでの2つから、「Google Workspace for Education Fundamentals」「Education Standard 」「Teaching and Learning Upgrade (教員アカウント向け)」「Education Plus(旧称 G Suite Enterprise for Education)」の4つへと拡大する。
なお、「Education Standard 」「Teaching and Learning Upgrade」は2021年4月より提供開始となる。現在の無料版「G Suite for Education」は、「Google Workspace for Education Fundamentals」へと変更される。名称と追加される新機能以外に変更はない。
今後も継続して教育機関を支援し、ストレージリソースを公平に活用できるよう、Google for Education に新しい共有ストレージ モデルを導入する。新しいストレージ モデルでは、ドメインごとに100TBのクラウドストレージ容量を提供。2022年より新規ユーザーへの適用が開始され、2022年7月にはすべての既存ユーザーのGoogle Workspace for Educationエディションで有効となる。
Google Workspace for Educationは今後、Google Classroomにおいて生徒の使用状況を管理者が簡単に把握できる機能や、Androidスマートフォンからの画像編集機能の改善、AndroidスマートフォンのGoogle Classroomアプリをオフラインで動作できる新機能を追加。Google Meetでも、教員(モデレーター)が、全員の会議を終了する機能や、全員を一度にすばやくミュートにするオプションが追加される。