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国立大学の国際化、英語での授業科目数など目標達成

 国立大学協会は2021年2月16日、2020年までの達成目標を掲げた「国立大学における教育の国際化の更なる推進について」の第8回フォローアップ調査結果を公表した。派遣留学生比率や英語での授業実施科目数は目標値を上回ったが、外国人教員比率などは目標値に届かなかった。

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 国立大学協会は2021年2月16日、2020年までの達成目標を掲げた「国立大学における教育の国際化の更なる推進について」の第8回フォローアップ調査結果を公表した。派遣留学生比率や英語での授業実施科目数は目標値を上回ったが、外国人教員比率などは目標値に届かなかった。

 国立大学協会では、2013年の教育・研究委員会の決定により、国立大学における教育の国際化の数値目標を設定。今回の第8回フォローアップ調査では、国立大学86大学を対象に2020年11月16日~12月16日、調査票によるアンケートを実施した。

 日本人学生の海外留学者(派遣留学生)については、「2020年までに学部と大学院あわせて5%」という目標値に対し、2019年度実績は学部1万9,860人(4.6%)、大学院1万251人(8.1%)、合計3万111人(5.4%)で、目標値を上回った。

 英語での授業実施科目数は、学部・大学院ともに2012年5月1日現在の科目数(学部3,771科目、大学院8,068科目)を2020年までに倍増させることを目指している。2020年度の英語での授業科目数は、学部9,591科目、大学院3万24科目と、いずれも目標値を上回った。

 一方、外国人教員(本務者)比率は、2012年度の約3.2%を2020年までに倍増させることを目指している。2020年5月1日現在、教員数6万3,870人に対し、外国人教員数(本務者)3,226人、外国人教員比率5.1%と、目標値を下回った。

 受入れ留学生(外国人留学生)は、「2020年までに学部と大学院あわせて10%」という目標値に対し、2020年11月1日現在、学部8,958人(2.1%)、大学院3万1,877人(20.4%)、合計4万835人(7.0%)で、目標値を下回った。新型コロナウイルス感染症が流行する前の2019年11月1日現在と比較すると、学部で1.0ポイント、大学院で1.4ポイント、合計で1.1ポイント減少している。

 さらに、国際化に関連した数値目標を設定している大学数についても2012年実績との比較で、2020年までに倍増させることを目指している。2020年度に数値目標を設定している大学数は、外国人留学生数に関する数値目標が59大学(目標86大学)、日本学生の海外留学者数に関する数値目標が63大学(目標74大学)、外国人教員数に関する数値目標が27大学(目標56大学)。いずれも目標値には届かなかった。

 第8回フォローアップ調査の詳細結果は、国立大学協会Webサイトより確認できる。
《奥山直美》

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