文部科学省は2020年8月7日、「2021年度(令和3年度)大学入学者選抜での新型コロナウイルス感染症対策に伴う各大学等の試験期日および試験実施上の配慮等の対応状況について」をWebサイトに掲載した。PDF形式の調査票と各大学のWebサイトへのリンクを掲載している。 文部科学省は、「2021年度(令和3年度)大学入学者選抜実施要項」において、新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験期日や試験実施上の配慮などを各大学に要請している。文部科学省が公開した「2021年度(令和3年度)大学入学者選抜での新型コロナウイルス感染症対策に伴う各大学等の試験期日および試験実施上の配慮等の対応状況について」では、総合型選抜での配慮、学校推薦型選抜での配慮、追試験の実施、振替の実施、科目数などについて、各大学の対応状況をまとめている。 東京大学では、一般選抜・個別学力検査で感染者などの受験機会を確保するために追試験を実施する。京都大学でも、一般選抜・個別学力検査での感染者などの受験機会を確保するための追試験を実施するほか、学業の遅れに対応するため一般選抜・個別学力検査において「選択問題の設定」「発展的な学習内容から出題しない」など何らかの配慮を行う。 各大学の対応状況は、文部科学省のWebサイトで確認できる。なお、掲載している調査票は、各大学でのその後の検討状況により差し替えが生じる場合もある。最新情報は各大学のWebサイトで確認すること。