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プログラミング教育必修化、保護者認知度82.5%…期待度は?

 GMOメディアが小学生の子どもを持つ保護者を対象に行った意識調査によると、「プログラミング教育必修化」を「知っている」回答した保護者は8割を超えた。一方、その中でも内容認知度は低く、期待度も4割にとどまることが明らかになった。

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プログラミング教育に関する保護者の意識調査
  • プログラミング教育に関する保護者の意識調査
  • 小学校でのプログラミング教育必修化の認知度
  • プログラミング教育必修化をどのように知ったか
  • プログラミング教育に期待しているか
  • プログラミング教育に関心を持ったか
 GMOメディアが小学生の子どもを持つ保護者を対象に行った意識調査によると、「プログラミング教育必修化」を「知っている」回答した保護者は8割を超えた。一方、その中でも内容認知度は低く、期待度も4割にとどまることが明らかになった。

 「プログラミング教育に関する保護者の意識調査」は、プログラミング教育ポータルサービス「コエテコ byGMO」を運営するGMOメディアが2020年2月7日~12日、小学生の子どもを持つ保護者1,302名を対象に、インターネットで行った。

 「プログラミング教育必修化」の認知についての質問に、「必修化することを知っている」と答えた保護者は82.5%で、認知度は2019年9月に行った前回調査の80.4%より2.1%増加した。

 「知っている」と回答した保護者のうち、「内容に関しても知っている」との回答は28.5%で、前回よりも5.3ポイント増えた。一方、その2倍近い54.0%の保護者は「内容に関してまでは知らない」と答えており、「プログラミング教育必修化」の内容認知はあまり進んでいないことがわかる。

 また、「プログラミング教育必修化をどのように知ったか」についての回答は、「新聞・TV・インターネットメディア」が59.4%、「学校からのお知らせ」24.2%、「保護者同士の口コミ」15.1%だった。

 「必修化することを知っている」と回答した保護者に「期待しているかどうか」を質問したところ、「期待している」との回答が37.6%でもっとも多かった。「期待していない」は29.2%、「どちらでもない」は33.3%だった。

 一方で、プログラミング教育の必修化を受けて「プログラミング教育に関心を持ったか」との質問には、60.4%の保護者が「関心を持った」と回答。プログラミング教育の内容理解や期待はさほど高くはないものの、必修化に伴い興味を持った保護者が多いことがわかった。
《勝田綾》

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