教育業界ニュース
先週(2023年9月5日~8日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。生成AIで自主的な学びと業務効率化、退職教員向けマレーシア教員募集、育休を取った男性教員のラジオ風YouTube配信などのニュースがあった。また、9月以降に開催されるイベントを18件紹介する。
文部科学省は、退職教員を対象に2024年度マレーシア政府派遣留学生予備教育派遣教員を募集している。募集する教科は物理と化学。マレーシアのマラヤ大学予備教育部で、日本語および一部、英語により教育指導する。派遣期間は原則として2年間。応募締切は10月6日。
パーソルワークスデザインと佐世保市教育委員会は2023年9月7日、学校教育におけるDXを推進し、教職員の負担を軽減し、児童生徒と向きあう時間の拡充を目的とする「学校教育におけるDX推進連携協定」を締結する。
東京都教育委員会は2023年9月5日、都立杉並高等学校において、個人情報が漏えいしたことを発表した。進路アンケート調査の結果が生徒1人のスマートフォンアプリに通知され、生徒15人分の回答内容が一時、閲覧できる状態だったという。
東京都教育委員会は2023年9月5日、保護者らに向けて「学校における働き方改革へのご理解およびご協力のお願い」を公開した。教員が子供たちと向きあう時間や授業準備の時間を確保できるよう、長時間勤務を早急に改善する必要があるとして理解や協力を呼びかけている。
戸田市は2023年9月22日まで、任期付職員(教育DX)を若干名募集している。対象はデータベース構築、データ分析、政策改善・業務改革、教育分野におけるデータ利活用の職務に通算3年以上(週20時間以上)携わった者。申込みは、必要書類を添え電子申請する。
メンタルヘルステクノロジーズは2023年9月5日、100%子会社のAvenirが、那覇市教育委員会が推進する「教職員のメンタルヘルス対策」を支援することが決定したと発表した。
文部科学省は、高等教育局国立大学法人支援課(東京都千代田区霞が関)における非常勤事務補佐員を募集している。勤務開始は2023年12月1日。応募締切は10月2日(必着)。
千葉県教育委員会は2023年9月5日、県立学校で勤務する臨時的任用職員(事務職員)の募集を公表した。東葛飾地域の柏中央高校、山武地域の大網高校、千葉市(出先機関)・市原市の千葉南高校の3校で、いずれも1名。今後の応募状況などにより、募集締切りとなる場合がある。
日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は、「2024年度フルブライト米国人招へい講師プログラム」の受入れ大学の募集を開始した。希望する大学は、10月31日までにオンライン回答フォームから申し込む。
秋田県教育委員会は2023年9月30日、2024年度(令和6年度)秋田県公立学校臨時的任用教員等(以下:講師)の登録に関する説明会を県内3会場で開催する。参加希望者は9月27日までにWebフォームから事前に申し込む。
教科書研究センターは2023年10月20日より、2023年度若手研究者に対する教科書研究助成事業の公募を開始する。今年度は、プロジェクト研究2件、個人研究6件を採択予定。およそ2年間で25~50万円の助成を行う。応募にかかる申請書はメールにて提出、締切は12月15日。
沖縄県は2023年12月8日まで、県内の国公立大学を対象に、薬学部の設置を希望する大学を募集している。薬学部設置に必要な支援は、沖縄県が「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」に基づき行う。応募書類はメール添付で受け付ける。
文部科学省は2023年8月25日、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の認定結果を公表した。2023年度はリテラシーレベル165件・応用基礎レベル83件を認定。このうち先導的な取組みを有する14件(各レベル7件)は、認定教育プログラムプラスとして選定された。
リシードでは、教員の皆様を対象に、自身のICT活用能力についてどのように感じているのかを問うアンケートを実施した。この記事では、アンケートの集計結果と先生方の声を紹介する。
文部科学省は2023年10月3日まで、総合教育政策局教育人材政策課の非常勤職員(時間雇用職員)を1名募集する。採用期間は、11月1日~2024年3月31日(予定)で、勤務実績などに応じて最大3年間の任用更新が可能。