
静岡大×カスペルスキー、高校生向けセキュリティ啓発教材を無償提供
静岡大学とカスペルスキーは2021年6月16日、おもに高校生を対象としたセキュリティ啓発教材「ネットの『リスク』を見きわめよう(高校生編)」の無償ダウンロード提供を開始した。Webサイトからダウンロードし、授業等で利用できる。

GIGAは学校を進化させるのか…ICT担当教員の葛藤と実践
ICT CONNECT 21 GIGAスクール構想推進委員会主催のオンラインセミナー「GIGAは学校を進化させる?退化させる?~3つの葛藤を超えて~」が2021年6月13日に開かれた。1人1台環境での先進的な実践、ICT担当教員としての葛藤等が語られたセミナーの模様をあらためて紹介する。

8割の高校「進学イベント中止が進路指導に影響」
8割の高校が「進路ガイダンスやオープンキャンパス等の行事の中止・延期」は進路指導に影響したと回答したことが、リクルート進学総研が2021年6月15日に発表した調査結果より明らかになった。

教員免許状の有効期限を緊急点検、埼玉県教委
埼玉県教育委員会は2021年6月10日、教員免許状の有効期限に関する緊急点検結果について公表した。県立高校教諭が教員免許状の失効で失職したのを受け、県立学校と市町村立学校で教員免許状の有効期限を緊急点検したが、失効事案はなかった。

水害・土砂災害の恐れ、公立学校3割…文科省調査
浸水想定区域や土砂災害警戒区域に立地し、市町村地域防災計画で要配慮者利用施設として位置づけられている公立学校が、全体の3割を占めることが2021年6月8日、文部科学省の調査結果から明らかになった。避難確保計画作成や避難訓練を行っていない学校もあった。

2020年の出生数、統計史上最小84万832人…出生率も低下し1.34
厚生労働省は2021年6月4日、2020年(令和2年)の人口動態統計月報年計(概数)を発表した。出生数は前年(2019年)より2万4,407人少ない84万832人で、1899年の調査開始以来過去最少。合計特殊出生数は前年比0.02ポイント低下の1.34。自然増減数は過去最大の減少となった。

学校全体でICT活用、私立高61%・国公立高48%
学校全体でのICTを活用推進している高校は51.2%で、私立61.1%、国公立47.8%と私立が先行していることが、リクルート進学総研が2021年6月7日に発表した「高校教育改革に関する調査2021『ICT活用』編」より明らかになった。

1人1台端末の整備、公立高13%・私立高26%
高校での1人1台端末の配布状況は、「1人1台配布していない」が58%ともっとも多いことが、スタディプラスが2021年6月1日に発表した調査結果より明らかになった。

【全国学力テスト】経年変化分析と保護者調査も実施
国立教育政策研究所は2021年6月1日、2021年度(令和3年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について「経年変化分析調査」「保護者に
対する調査」の概要を公開した。いずれも6月1日から30日の期間中、抽出した対象学校が実施可能な日時に行う。

共通テストの問題点・オンライン授業の満足度…先週の教育業界ニュースまとめ読み
先週(2021年5月24日~5月28日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。全国学力テスト実施やオンライン授業の満足度調査等、文部科学省関連のニュースが多数あった。

コロナ禍の学校行事、小学生保護者は賛成派がやや上回る
コロナ禍で学校行事を実施することについて、小学生の保護者は反対派よりも賛成派のほうがやや多いことが、スタジオアリスが2021年5月27日に発表した調査結果より明らかになった。

女子高生の47%、性別理由に何らかの制限「受けたことがある」
ガールスカウト日本連盟は、「『ジェンダー』に関する女子高校生調査報告書2020~声をつなぐ~」を公開。調査結果によると、「女の子だから」という理由で何らかの制限を受けたことのある女子高校生は47%にのぼることが明らかになった。

保育所の利用児童、2025年にピーク…厚労省
日本の人口は今後も減少基調が続き、保育所の利用児童数は2025年にピークを迎えると見込まれることが、厚生労働省の調査結果より明らかになった。人口減少の影響下にある自治体では、定員割れにより保育所の運営が困難となっている。

コロナ禍の学生支援、2021年度前期授業料の納付猶予95.7%
文部科学省は2021年5月25日、「新型コロナウイルスの影響を受けた学生への支援状況等に関する調査」の結果を発表した。2021年度前期分の授業料の納付猶予を実施または実施予定の大学等は95.7%。独自の授業料等減免を実施または実施予定の大学等は70.7%であった。

オンライン授業「満足」56.9%…文科省調査
文部科学省は2021年5月25日、「新型コロナウイルス感染症の影響による学生等の学生生活に関する調査」の結果を公表した。2020年度後期はオンライン授業がほとんど・すべてだったと回答した学生は全体の6割。オンライン授業の満足度は、不満より満足が上回った。

【大学受験2021】個別試験のオンライン活用、一般選抜2.9%
2021年度大学入学者選抜において、新型コロナウイルス感染症に対応するため個別試験でオンラインを活用した入試を実施した学部は、一般選抜2.9%、総合型選抜19.1%、学校推薦型選抜18.4%であることが2021年5月24日、文部科学省の調査結果から明らかになった。