
高専の教育実践に助成、募集開始…ちゅうでん教育振興財団
ちゅうでん教育振興財団は2025年4月1日、「ちゅうでん教育振興助成(高等専門学校の部)」の募集を開始した。全国の高等専門学校で2026年度内に実施される優れた教育上の試みや、教職員を対象とした教育に関わる研究大会・セミナーなどに助成する。

世界トップレベル大学院教育拠点事業、公募情報を公開
文部科学省と日本学術振興会は2025年4月1日、2025年度(令和7年度)未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創出事業の公募情報を公開した。対象は、大学院博士課程を設置する国公私立大学。補助期間は最大7年間。申請受付期間は5月19日から23日まで。

東京都、教員採用者向け「奨学金返還支援」募集要項を公開
東京都教育委員会は2025年3月21日、2025年度採用から新たに開始する東京都公立学校教員等奨学金返還支援事業の補助金交付要綱と2025年度採用者向け募集要項を公表した。補助金額は最大150万円。申込みは4月1日より受け付ける。

私学補助金、東京女子医大は不交付…最高額は早稲田
日本私立学校振興・共済事業団は2025年3月18日、2024年度(令和6年度)の私立大学等経常費補助金交付状況の概要を公表した。2024年度の交付総額は2,979億7,468万7,000円。元理事長が背任容疑で逮捕された東京女子医科大学は、全額不交付となった。

文科省「共同利用・共同研究システム形成事業」公募開始…補助金5億円まで申請可
文部科学省は2025年3月18日、2024年度(令和6年度)「共同利用・共同研究システム形成事業~大学の枠を超えた研究基盤設備強化・充実プログラム~」の公募を開始した。大学の共同利用・共同研究拠点などに認定された研究施設等、支援対象の2件程度を募集する。申請意向の登録締切は3月31日。

法科大学院の予算配分率、名大・京大など4校が最高評価120%
文部科学省は2025年3月11日、法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラムについて、2025年度(令和7年度)分の審査結果を公表した。補助金の配分率は名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学の4校が最高評価120%に選定された。

北九州市、教員採用者に奨学金の返還支援…最大19.8万円
北九州市教育委員会は2024年2月28日、2026年度(令和8年度)北九州市公立学校教員採用候補者選考試験の受験者を対象とした「北九州市フレッシュティーチャー奨学金返還支援」について公表した。採用試験に合格し、条件を満たした若干名について、奨学金返還の支援を目的に最大19万8,000円を交付する。

経産省「探究・校務改革支援補助金」サイト開設…学校・事業者向け説明会も
経済産業省の地域未来人材育成支援民間サービス等利活用促進事業費補助金「探究・校務改革支援補助金2025」の申請開始に向け、ポータルサイトがオープンした。2025年3月10日と11日には事業者向け、3月19日には教育関係者向けに概要説明会が開かれる。

医学系研究支援プログラム、運営方針を公表…文科省
文部科学省は2025年3月5日、医学系研究支援プログラムの事業運営の方針を公表した。事業のスキームや類型、国家戦略上重要な研究課題、実施機関に期待される取組内容や研究体制などを定めている。

私立大学等改革総合支援事業、選定結果…芝工大12年連続4タイプ採択
文部科学省の「2024年度(令和6年度)私立大学等改革総合支援事業」に申請した535校中238校が選定された。4タイプすべてに選定されたのは、金沢工業大学、東京都市大学、芝浦工業大学、帝京大学、東京電機大学、藤田医科大学、龍谷大学の7大学だった。

生成AI活用、DXハイスクール支援プラン開始
スタディポケットは、学校や教育機関向けに特化した生成AIクラウド「スタディポケット for STUDENT/TEACHER」を活用した「2025年度DXハイスクール支援プラン」の提供を開始した。DXハイスクール事業に採択された高校や新規申請予定校を対象に、生成AIの活用を支援する。

広島への修学旅行費助成…被爆80周年にあわせ平和学習支援
広島平和文化センターは、被爆80周年となる2025年度の事業の一環として、修学旅行で広島を訪れる中学校を対象に、旅行費用の一部として助成金を支給する方針を示した。対象は東京都および関東5県の公立中学校。今後5年間で100校を平和学習のモニター校として指定し、修学旅行への助成や平和学習の事前支援などを行うとしている。

少子化支える私立大学等経営改革支援…文科省選定
文部科学省は2025年1月17日、2024年度(令和6年度)「少子化時代を支える新たな私立大学等の経営改革支援」の選定結果を発表した。戦略的経営改革支援「メニュー1」は新渡戸文化短大など45校、複数の大学等連携による経営改革支援「メニュー2」は4グループ(計13校)を選定した。

岡山県26年度教員採用受験者対象、奨学金返還支援の申請受付
岡山県教育委員会は2025年1月16日、2026年度から就業予定(2025年度実施の教員採用試験を受験予定)の受験者を対象とした「岡山県教員奨学金返還支援事業」について公表した。優れた教員人材を確保するべく、岡山県内の公立小学校で原則10年以上勤務することを条件に、日本学生支援機構から貸与した奨学金の返還の一部を補助する。希望者は、2026年度教員採用試験の出願開始日までに申請を行う必要がある。

全国に広がる「木の学校」新築7割が木材使用…文科省調査
文部科学省は2025年1月14日、「公立学校施設における木材利用状況(令和5年度)」を公表した。2023年度は新築691棟のうち、486棟(70.3%)が木材を使用、うち国産材が58.0%を占めた。同省は木造校舎の整備や内装の木質化に対して国庫補助を行い「木の学校づくり」を進めている。

保育士の資格取得経費を補助、申請受付…青森県
青森県は2024年12月27日、2024年度(令和6年度)保育士試験による資格取得支援事業について発表した。2024年4月以降実施の保育士試験に合格し、2024年度中に対象施設などで勤務を開始した人が対象。保育士試験受験講座受講に要した経費の2分の1、上限15万円が補助される。