紙とデジタルの学習データを統合・可視化、DNPが新サービス提供へ
大日本印刷(DNP)は2025年11月、学校のテスト分析を中心に紙とデジタルの学習データを統合・可視化する新たな「教育データ活用サービス」の提供を開始する。同サービスは、自治体の教育データ基盤などと連携し、教師の学習指導と児童・生徒の主体的な学びを支援することで、ひとりひとりに合わせた多様な学びの提供につなげる。
子供の権利、授業で学べるコンテンツ公開…セーブ・ザ・チルドレン
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは2025年11月20日の「世界子どもの日」に向け、子供の権利について学べる新たな教育コンテンツをWebサイト「あすのコンパス」で公開した。学校の授業などで活用できる教材の提供やSNSでのキャンペーンを通じ、日本での認知度が低い「子どもの権利条約」への理解を促進する。
朝日デジタル「for students」先着100校限定で先行申込受付
朝日新聞社が運営する朝日新聞のデジタル版は2026年4月、学校での教育目的に限りデジタル版を特別料金で提供する「教材コース for students」を新設する。導入に先立ち、2025年10月6日から先着100校限定で、お得に利用できる先行申込の受け付けを開始している。
紙とデジタル教材の使い分け…キュビナ活用実践セミナー12/26
AI型教材「キュビナ」を提供するCOMPASSは2025年12月26日、全国の自治体および学校関係者を対象に、オンラインセミナー「先生に学ぶ!キュビナ活用実践セミナー 紙教材とデジタルドリルの置き換え/使い分け」を開催する。参加費無料、事前申込制。
小学生向け手書きプログラミング教材を無償提供…京都大×スズキ
京都大学とスズキは共同で小学生向け手書きプログラミング教材「ドロモビでプログラミングをはじめよう」を開発し、2025年10月16日に無償提供を開始した。同教材は、紙と筆記用具、端末さえあれば利用可能であり、子供たちに論理的思考や工学の楽しさを伝えることを目的としている。
教員の英語力・指導力向上を支援「Duolingo English Test」75%オフで受験可能
Duolingoが文部科学省が提供する「小・中・高等学校教員を対象とした英語資格・検定試験の特別受験制度」に参画することを2025年9月25日に発表した。
ベネッセとオハヨー乳業「持続可能な酪農業を考える」小学校向け教材開発
オハヨー乳業とベネッセコーポレーションは協業し、小学校向けICT学習教材「これからの食料生産とわたしたち~持続可能な酪農業を考えよう~」を開発した。2025年3月より全国の公立小中学校1万200校・360万人の児童に配信している。
教員研修教材「児童生徒との不適切な関係のリスク」提供開始…鹿児島県教委
静岡大学教育学部塩田研究室は、鹿児島大学大学院教育学研究科髙瀬研究室および鹿児島県教育委員会と共同で、「リスクへの自覚を促す教員研修教材シリーズ」の第3弾「児童生徒との不適切な関係のリスク」の提供を2025年9月3日より開始した。
探究学習を支援…NHK、体験型Web教材「メリ探」公開
NHKは2025年9月1日、メディア・リテラシー教育に活用できる体験型Web教材「メリ探(めりたん)」を公開した。この教材は、情報を調べて伝える探究学習をテーマにしており、学校や地域でのメディア・リテラシー育成に利用できる。
授業で使える探究学習教材、スライドや指導案付き…フクロウナビが無料配布
hotozeroは、学術・研究記事を集約するナビサイト「フクロウナビ」を活用し、探究学習教材の無料配布を開始した。
eboard「やさしい字幕」ふりがな対応、映像授業で学習支援強化
ICT教材eboard内の映像授業において、学習のハードルが下がるよう編集された「やさしい字幕」を提供するNPO法人eboardは2025年8月5日、小学校・中学校課程の映像授業内で「やさしい字幕」がふりがな(ルビ)に対応したことを発表した。アカウントの有無に関わらず、誰でも無償で利用できる。
AI活用とDX推進のノウハウ提供…フォーラム8/21
AIデータは2025年8月21日、東京都千代田区大手町の日経カンファレンスルームで「AIエージェント×AI/DXフォーラム~エドテックAug」を開催する。教育テック業界におけるAI活用とDX推進をテーマに掲げ、教育市場のポテンシャルを最大限に生かすためのAI・DXの実例とノウハウを提供する。
Libryで授業改善、中高教員対象「ICT活用セミナー」7-8月
デジタル教材プラットフォーム「Libry」導入校の活用事例や効果を紹介する「ICT活用セミナー」が2025年7月~8月にかけて計6回オンラインにて開催される。対象は中高教職員、参加費無料。
大東文化大、AI教材活用で入試改革…総合型選抜に導入
atama plusは、AI教材を活用した入試プログラムが大東文化大学の2026年度総合型選抜入試に導入されることを発表した。
不登校支援が市場拡大を牽引、2025年度は439億円予測
矢野経済研究所は2025年7月7日、「多様化する学び」支援サービス市場に関する調査の結果を発表した。2024年度の市場規模は、前年度比5.0%増の423億2,000万円に達した。学びに対する選択肢の幅の広がりを求められていることが背景にあるという。
都立高を新しい学びの場へ「次世代の学びの基盤プロジェクト」始動
東京都教育委員会は2025年6月26日、都立高校における改革「次世代の学びの基盤プロジェクト」についてWebサイトに掲載した。都立高校を「新しい学びの場」へと進化させることを目指した取組みで、ひとりひとりの興味関心や適性にあわせた教育の実現を図る。

