先週(2024年10月15日~18日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。オンライン試験の導入15.6%にとどまる、公立高校のGIGA端末34%が未使用などのニュースがあった。また、10月26日以降に開催されるイベントを4件紹介する。
スタディプラスは2024年10月17日、代々木ゼミナールとの業務提携を発表した。スタディプラスが提供する教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」と、「代ゼミサテライン予備校」での学習記録の自動連携を行う。連携開始は2025年3月の予定。
Google for Educationは2024年11月16日、管理職向けGIGAスクール構想セミナー「教員の学びと働き方改革の両立を実現する『令和の日本型学校経営』とは?」を開催する。有識者の先生の講演や、管理職・教育委員会が取組事例の発表を行う。YouTubeライブ配信形式。参加費無料。
GIGAスクール構想の一環として、国の補助金を利用して公立高校の生徒に貸与した学習者用コンピュータのうち、34%にあたる3万2,802台が一度も使われていないことが2024年10月15日、会計検査院の調査から明らかとなった。補助金相当額で12億7,048万余円にのぼるという。
アドビは2024年10月10日、北海道大学と東京電機大学が、アドビが推進するグローバルなコンソーシアム「Adobe Creative Campus」に加盟したことを発表した。デジタルクリエイティブ・AIスキルを生かし、社会に貢献する人材育成を推進する。
先週(2024年10月7日~11日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。THE世界大学ランキング2025やJSコーポレーションの大学人気ランキング9月版、河合塾の入試難易予想ランキング表など、各所から大学ランキングが発表された。また、10月17日以降に開催されるイベントを12件紹介する。
小学館集英社プロダクション(以下、ShoPro)とCOMPASSは、共同開発している「探究学習プログラム」について、第1弾コンテンツ「国語における絵本をつくる探究学習プログラム」の受付を開始した。対象学年は小学3年生から中学2年生。利用料無料。申込締切2024年12月31日。
鳴門教育大学は2024年10月19日、小学校英語教育シンポジウム「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る外国語科の授業づくり~教科の特性を生かしたICTの活用を通して~」を開催する。参加費無料。現地、オンライン併用実施。
日本オンライン教育産業協会は2024年11月5日~8日、オンライン教育の研究者・企業などが集結してノウハウやソリューションを発信する「eラーニングアワードフォーラム2024」を開催する。「日本e-Learning大賞」表彰式のほか、生成AIの教育活用に関する講演を多数行う。
村田学術振興・教育財団は2024年10月15日より、関西2府4県の高校・高専などを対象に、2025年度教育助成の募集を開始する。「A助成:モノづくり教育支援」「B助成:STEAM教育支援」「C助成:STEAM研修支援」の3種で、計34件程度を採択予定。募集締切は11月30日。
リシードでは、全国の教育機関が無料で使用できる「学校インターネット回線速度計測」サービスを提供している。この記事では、2024年9月1日から9月30日までの計測ログより、ダウンロード速度上位を紹介する。
近畿大学は2024年10月1日、生成AIなどの開発を手掛けるSELFが提供する生成AI連携チャットボット「SELFBOT」を導入した。回答のもととなるドキュメントなどから自動学習が可能で、教職員が質問や回答を考える手間が省けるうえに、より高度で柔軟な回答が可能になるという。
河合塾は、高校を対象としたAI搭載のICT教材「tokuMo(トクモ)」のトライアルキャンペーン受付を開始した。2024年12月から翌年2月までのキャンペーン期間中は、「tokuMo」の全機能を無料で利用できる。
先週(2024年9月30日~10月4日)公開された記事には、公立校教室の冷房設置率99.1%、東京科学大学「Science Tokyo」始動、上智大に初の女性学長誕生などのニュースがあった。また、10月7日以降に開催されるイベントを8件紹介する。
NECは2024年10月3日、GIGAスクール構想第2期に向け、学習者用端末「NEC Chromebook Y4」の販売を開始した。堅牢性や耐久性を強化した新モデルで、2028年度までに200万台の提供を目指す。出荷は2025年2月下旬に開始予定。
朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」は2024年10月1日から2025年2月28日まで、中学校と高校を対象にしたモニター校募集キャンペーンを実施。「朝日新聞デジタル」と「Asahi Weekly DIGITAL」の教材コースIDを1つずつ無料提供する。利用期間は3月31日まで。