千葉県教育委員会は、すべての県立高等学校に「ICTを活用した生徒の見守り支援システム」を導入し、2026年7月1日から本格運用を開始した。生徒は心身の健康状態などを毎日入力。教職員は生徒のSOSを早期に把握し、組織的かつ継続的な支援につなげていく。
近年、生徒を取り巻く環境が複雑化する中、いじめや不登校、心身の不調などへの早期対応が求められている。千葉県教育委員会では、教職員が生徒の心身の変化や悩みを早期に把握し、必要な情報を共有することで、組織的・継続的な支援につなげようと、「ICTを活用した生徒の見守り支援システム」を全121校の県立高等学校に導入した。
「ICTを活用した生徒の見守り支援システム」には、生徒・教職員・保護者向けの機能がそれぞれある。生徒向けには、日々の心身状態を入力する「心身の健康観察」、悩みを聞いてほしい先生に相談希望を入力する「SOSの発信」、自分の体調や入力履歴のグラフ・表管理、自己のストレス要因を把握するためのストレスチェックなどの機能を有する。
教職員は、生徒の心身状態や相談内容の確認、ストレスチェックの管理、教職員間での生徒情報の共有、欠席連絡なく登校していない生徒の保護者への状況確認などの機能が利用できる。保護者は、生徒の欠席・遅刻・早退の連絡ができるほか、連絡なく生徒が登校していない場合は担任などの管理画面から保護者に登校していないことが通知される。
本格運用は7月1日に開始。千葉県教育委員会では、「ICTを活用した生徒の見守り支援システム」を通じて、複数の教職員による生徒に寄り添った適切な支援・対応につなげていきたいとしている。









