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探究教材「あそびツクール」幼保向け提供開始

 探究学習を推進するa.school(エイスクール)は2026年5月21日、東京都が推進する「とうきょう すくわくプログラム」に対応した保育園・幼稚園向け支援として、幼児向け探究あそび教材「あそびツクール」の提供開始を発表した。

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幼児向け探究教材「あそびツクール」を保育園・幼稚園向けに提供開始
  • 幼児向け探究教材「あそびツクール」を保育園・幼稚園向けに提供開始
  • 具体的なあそびテーマ例「算数の力につながるあそび」
  • 具体的なあそびテーマ例「言葉の力につながるあそび」
  • 具体的なあそびテーマ例「作品を表現・創作するあそび」
  • 具体的なあそびテーマ例「園外に出て発見を楽しむあそび」
  • 具体的なあそびテーマ例「身体を動かして表現するあそび」

 探究学習を推進するa.school(エイスクール)は2026年5月21日、東京都が推進する「とうきょう すくわくプログラム」に対応した保育園・幼稚園向け支援として、幼児向け探究あそび教材「あそびツクール」の提供開始を発表した。

 「あそびツクール」は、「遊びの夢中を、最高の学びにつなげよう。」をコンセプトにした幼児向けの探究あそび教材。年中~小学1年生程度の子供を対象に、数・形・言葉・物語・工作・自然・まち・身体表現など、身近な遊びを通じて思考力・表現力・探究心の土台を育むプログラム。

 子供たちが五感を使って身近な世界に関わりながら、さまざまなテーマに出会い、「おもしろそう」「やってみたい」「もっと試したい」という気持ちを起点に、遊びの中で経験を広げていくことを大切にしているという。

 園向けには、全24テーマ・各6つの活動を用意。スライド資料、進行ガイド、発展活動の例などを組み合わせ、日々の保育や探究活動に活用しやすい教材パッケージとして提供する。

 具体的なあそびテーマ例は「算数の力につながるあそび」「言葉の力につながるあそび」「作品を表現・創作するあそび」「園外に出て発見を楽しむあそび」「身体を動かして表現するあそび」の5つ。

 近年、保育園・幼稚園の現場では、子供が主体的に遊び、感じ、試し、考える経験の重要性があらためて注目されている。国の保育・幼児教育の方針においても、遊びや生活の中で子供自身が気付き、考え、工夫し、表現することを大切にする方向性が示されており、子供の「なぜ?」「やってみたい」を起点にした探究的な活動の重要性はますます高まっている。

 東京都の「とうきょう すくわくプログラム」も、こうした流れを踏まえ、子供たちが好奇心や興味をもって、わくわくしながら遊び、学べる環境づくりを後押しする取組み。1施設あたり年間最大150万円の補助が受けられ、各園の特色を生かしながら、子供たちの興味・関心に応じた探究活動を実践していくことが期待されている。

 一方で、日々の保育や行事、保護者対応、記録業務などに追われる中で、探究活動のテーマ設定、活動計画づくり、教材準備までを一から行うことに難しさを感じる園も少なくない。a.schoolは「あそびツクール」を活用することで、保育士の過度な負担を増やすことなく、園の特色や子供の興味にあった探究活動を実践できる環境づくりを支援するとしている。

 園での導入メリットは、すくわくプログラムの活動計画づくりに活用できること。「あそびツクール」は、すくわくプログラムで設定する探究活動のテーマとして活用できる。数、形、言葉、絵本、工作、自然、まち、身体などのテーマをもとに、園の保育方針や子供たちの興味・関心、園庭・周辺環境・地域資源にあわせて、年間・学期・月単位の活動計画に落とし込める。a.schoolでは、教材提供に加え、各園が「あそびツクール」を園での学びや活動にどう生かすかを整理し、テーマ設定や活動の流れづくりまで支援する。

 また、特別な時間を新たに大きく設けなくても、日々の保育活動の中に取り入れることができる。朝の活動、自由遊び、制作活動、園庭遊び、散歩、絵本の時間など、既存の保育の流れにあわせて柔軟に活用できる。

 既存教材を生かし、保育士の準備負担を軽減できる点もメリット。探究活動を一から設計する場合、テーマ選定、活動案づくり、素材準備、保育士間の共有、記録方法の検討など、多くの準備が必要になるが「あそびツクール」では、すでに開発された探究教材をベースに活動を組み立てられるため、保育士の負担を抑えながら、質の高い活動を実践しやすくなる。

 教材をそのまま実施するだけでなく、子供の反応を見ながら活動を発展させたり、園の環境にあわせてアレンジしたりできる点も特徴。保育士の子供理解や日々の観察を生かしながら、子供たちの興味・関心に応じた探究活動へと深めることができるという。

 さらに園の特色ある保育として発信しやすい良さがある。「遊びを通じて探究心を育む」「子供の興味から活動を広げる」「考える力・表現する力を育てる」といった取組みは、保護者への説明や園の広報にもつながる。すくわくプログラムへの取組みを、単なる補助金対応ではなく、園の保育の魅力や特色を伝える機会として活用できる。

 申請や手続きの時期は施設種別や所管自治体によって異なるが、活動テーマの設定や計画づくり、教材準備には一定の期間が必要。年度内の導入や次年度に向けた準備を検討している園は、各自治体の申請時期にあわせて早めに相談することが求められる。

 a.schoolでは、「あそびツクール」を活用し、園の状況にあわせた活動テーマの整理から、日々の保育への落とし込みまで一貫して支援するとしている。

《風巻塔子》

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