デジタル教科書について、文部科学省の松本洋平大臣は2026年4月24日、衆議院文部科学委員会で「小学4年生以下では、すべてがデジタルな教科書を認めることは適当ではない」と述べ、小学3年生以下へのデジタル教科書の導入に慎重な考えを示した。
政府は4月7日、従来の紙と同様にデジタルな形態も正式な教科書に位置付ける「学校教育法等の一部を改正する法律案」を閣議決定。「紙」「紙+デジタル」「デジタル」の形態が想定されており、紙とデジタルそれぞれの良さを生かした教科書づくりを進めるとしている。
衆議院文部科学委員会では、4月22日に松本大臣が法律案の提案理由を説明。「紙の教科書を一律にすべてデジタルな形式の教科書に切り替えていく考えではない」とあらためて述べた。
4月24日の衆議院文部科学委員会では、議員の質問に答え、有識者会議や中教審から「学校現場の実態を踏まえ、小学校低学年や中学年では慎重に考えるべきとの意見が多く出された」と説明。そのうえで、「現時点で小学4年生以下では、すべてがデジタルな教科書を認めることは適当ではない」と語った。
4月24日の衆議院文部科学委員会では、「学校教育法等の一部を改正する法律案」などを可決。今後、衆議院本会議で採決される見通しとなっている。
衆議院文部科学委員会の模様は、衆議院インターネット審議中継のWebサイトより動画で公開している。







