福岡県は、2027年度福岡県公立学校教員採用候補者選考試験において、「小学校教諭普通免許状取得支援金」を実施すると公表した。養護教諭と小学校教諭の併願区分(養小併願試験)で小学校教員に合格した人のうち、小学校教諭普通免許状の取得支援を希望する人を対象に、大学などでの免許取得費用を2年間で最大70万円まで助成する。
福岡県の2027年度選考では、小学校教員採用試験の対象拡大策として、養護教諭志願者が第2希望として小学校教員(一般)を併願できる養小併願試験を新たに導入する。併願合格者のうち小学校教諭免許状を有していない人については、免許取得を条件に採用候補者名簿の登載期間を最大2年間延長する。
今回の支援金制度は、養小併願試験の合格者が小学校教諭免許状を取得するための費用を助成するもの。支援対象者は、養小併願試験の受験者で小学校教員採用候補者名簿に登載された人のうち、名簿登載年度の翌年度4月1日から2年以内に小学校教諭普通免許状を取得する人。希望者多数の場合は成績上位者から選定する。
支援の対象となる経費は、大学または短期大学の授業料、入学検定料、入学金、そのほか免許取得に必要な費用。支援額は、2026年度分として次年度に必要な授業料等または40万円のいずれか低い額、2027年度分として次年度に必要な授業料等または30万円のいずれか低い額で、いずれも1人1回まで交付される。
なお、虚偽申請など不正行為があった場合や、期限内に免許を取得できなかった場合、採用日から5年以内に職員としての身分を喪失した場合は、支援金の全額返還が必要となる。詳細は、福岡県Webサイトに掲載の「福岡県小学校教諭普通免許状取得支援金交付要綱」にて確認できる。








