厚生労働省は2026年2月27日、厚生労働大臣等からのメッセージ「あなたの声を聞かせてください」を発信した。毎年3月を「自殺対策強化月間」として集中的な啓発活動を実施しており、関係府省庁や自治体等と連携し、電話やSNSによる相談支援体制の拡充、相談の呼びかけなどを行っている。
2025(令和7)年の自殺者数は、暫定値で総数が1万9,097人と、2024(令和6)年の確定値と比べ1,223人減少。このまま人数が確定した場合、統計開始の1978(昭和53)年以降で初めて2万人を下回り、最少の数値となる。一方で、小中高生の自殺者数は532人と2024年の確定値と比べ3人増加となり、このまま確定した場合、統計のある1980(昭和55)年以降最多という深刻な状況となっている。
厚生労働省は、毎年3月を「自殺対策強化月間」として、自殺防止に向けた集中的な啓発活動を実施。電話やSNSによる相談支援体制の拡充や、ポスターや動画等による相談の呼びかけなどを集中的に行っている。
今回も、関係府省庁や自治体、関係団体と連携したさまざまな取組みを実施。また、上野賢一郎厚生労働大臣や松本洋平文部科学大臣、黄川田仁志こども政策および孤独・孤立対策担当大臣は、これからの季節は新たな変化を迎える人も多く、気持ちが落ち着かなかったり、疲れを感じたりする人がいるかもしれないことから、「どうか一人で抱え込まないでください。身近な人に話してみることで、気持ちが少し落ち着くこともあると思います。身近な人に相談しづらいときには、電話やSNSから匿名で利用できる相談窓口もあります」と連名でメッセージを発信。
また、もし「身近な人の様子がいつもと違うと感じたときには、声をかけてみてください。特にこどもたちと関わる大人の皆様は、こどもの変化やかすかなサインに注意してみてください」と呼びかけている。








