文部科学省は2026年2月13日、2025年度(令和7年度)学校保健統計調査の結果を公表した。全国の園児から高校生までを対象に行った調査で、裸眼視力1.0未満の割合は学年が上がるにつれ増加する一方で、むし歯(う歯)の割合は全学校種で過去最小値を記録した。
学校保健統計調査は、学校における幼児・児童・生徒の発育や健康の状態を明らかにすることを目的に1948年度から毎年実施している。調査対象は、国公私立の幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校の満5歳から17歳までの一部(抽出調査)。
調査によると、むし歯(う歯)の割合は、小学校と高等学校で4割、中学校で3割、幼稚園で2割を下回り、いずれの学校種においても過去最小を記録した。
一方、裸眼視力1.0未満の割合は、小学校で3割超え、中学校で6割程度、高等学校で7割程度と学年が上がるにつれ増加。近年、高止まりの状況が続いている。
身長と体重の平均値は、多くの年齢層で男女とも1998年度(平成10年度)前後にかけて上昇し、その後横ばいの傾向にある。肥満傾向児(肥満度20%以上)の割合は、男女とも11歳前後が高く、ピーク(11歳)時点の割合は男子13.24%、女子10.16%。特に、男子は9歳以降、おおむね1割を超えており、多くの年齢層で、男子の方が肥満傾向児の割合が高くなっている。一方、痩身傾向児の割合は、男女とも10歳ごろまで上昇傾向にあり、以降は3%前後に落ち着く傾向にある。
2025年4月1日から6月30日の間に実施された健康診断の結果に基づく、各年代の身長・体重の平均値は、男子が5歳「110.4cm/19.0kg」、6歳「116.6cm/21.4kg」、7歳「122.7cm/24.2kg」、8歳「128.3cm/27.4kg」、9歳「134.0cm/31.2kg」、10歳「139.5cm/35.1kg」、11歳「146.1cm/39.6kg」、12歳「153.8cm/45.2kg」、13歳「161.1cm/50.4kg」、14歳「166.1cm/55.0kg」、15歳「168.6cm/59.1kg」、16歳「169.9cm/60.3kg」、17歳「170.6cm/62.2kg」。
女子が5歳「109.5cm/18.7kg」、6歳「115.6cm/21.0kg」、7歳「121.6cm/23.6kg」、8歳「127.5cm/26.8kg」、9歳「133.8cm/30.4kg」、10歳「140.9cm/34.9kg」、11歳「147.4cm/39.8kg」、12歳「152.4cm/44.4kg」、13歳「155.0cm/47.5kg」、14歳「156.4cm/49.7kg」、15歳「157.0cm/51.0kg」、16歳「157.5cm/51.9kg」、17歳「157.9cm/52.5kg」となっている。
2025年度学校保健統計調査の結果概要は、文部科学省のWebサイトで公開している。














