河合塾と河合塾グループのKEIアドバンスは、大学・高校の経営層や教職員を対象としたオンラインセミナー「2040年の大学・高校、高大接続を展望する」を2025年12月22日に開催する。河合塾とKEIアドバンスが実施した各種調査データをもとに、教育の将来像のあり方と課題を探る。参加無料、事前申込制。
少子化の進行や授業料無償化、教育DX、学校の統廃合など、高校・大学を取り巻く状況は大きく変容している。特に大学教育は、この30年で「一部のエリートのための教育」から「すべての人のための教育」へと質的に転換し、ユニバーサル化への対応が喫緊の課題となっている。セミナーでは、こうした構造的変化を踏まえ、未来の教育をどのように創り直すかについて議論を深める。
当日は「ひらく 日本の大学2025」およびその高校版の調査（河合塾と朝日新聞の共同調査）、さらにKEIアドバンスが実施した「全国国公私立大学 学長アンケート2025」などの各種調査データを報告。さらに、調査結果に基づき、2040年の教育の姿をゲストと共に多角的に読み解く、対談と総括「2040年を見据えた教育再構築」を実施する。ゲストには、河合塾 教育研究開発本部研究顧問であり桐蔭学園理事長の溝上慎一氏と、朝日新聞社会部で「ひらく 日本の大学」を担当する増谷文生氏が登壇。調査の知見と現場の視点を組みあわせ、高校と大学の未来像や高大接続の再編を実践に落とし込む形で議論する。
参加費は無料、参加には事前登録が必要。申込みはZoomの専用フォームにて開催当日の正午まで受け付ける。2042年には18歳人口が現在の3分の2にあたる70万人を下回る見通しであり、さらなる変化が予測される中、持続可能な教育の姿を模索するための情報収集の場として役立つ内容を届ける。
◆2040年の大学・高校、高大接続を展望する～河合塾グループの調査データが描く、2040年の教育のあり方と課題～
日時：2025年12月22日（月）16:00～17:30
対象：大学経営・教育・研究に携わる人、大学・高等学校・教育委員会などの教職員、メディア関係者など
形式：オンライン（Zoom）
参加費：無料
申込方法：Zoomの専用フォームより事前に申し込む
申込締切：2025年12月22日（月）正午まで
