2025年10月4日城南進学研究社は、教員を対象にした勉強会「教員として不登校の子供へ寄り添うということ」を開催する。この勉強会は、Zoomを利用してオンラインで行われる。
文部科学省の2023年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小中生の不登校児童生徒数は過去最多の34万6,482人となった。この結果、多くの教員が不登校児童に対応する課題に直面している。
この現状を受け、城南進学研究社は不登校児童生徒を指導する教員の支援を目的とした勉強会を企画した。講師には30年以上不登校問題に取り組んできた加嶋文哉氏を招く。加嶋氏は現役教員時代に不登校の親の会「星の会」を立ち上げ、以後、多くの不登校児童とその保護者を支援してきた専門家である。
同勉強会のテーマは「自己肯定感が育つまなざし~不登校にどうつきあうか~」で、子供の社会的自立を支援するために重要なポイントを加嶋氏が解説する。教員自身の失敗談もふまえた具体的な事例を通じて、不登校児童生徒と向き合う際の実践的なアプローチを提供する。
勉強会は、教員および教育委員会やフリースクールの先生向けで、参加費は無料。参加希望者は、2025年10月2日までに申込みが必要となっている。詳細な情報や申込みは、城南進学研究社の学校教育ソリューション事業部に問い合わせることができる。
◆教員として不登校の子供へ寄り添うということ
日時:2025年10月4日(土)10:00~12:00
会場:オンライン(Zoom)
対象:教員及び教育委員会(教育支援センター)、フリースクールの先生
締切:2025年10月2日(木)
参加費:無料
申込方法:後日Zoomリンクを送付