桐蔭横浜大学は、東京家政学院大学と京都文教大学、日本文理大学、ワークスアイディと共同で、学生の学びと成長を多面的に評価するシステム「VUE(Value & Understanding Evaluation)」を開発。2025年9月11日~13日に実施する大学連携越境学習プログラムでトライアル運用を開始する。
「VUE」の開発は、文部科学省および日本私立学校振興・共済事業団の助成を受けて、桐蔭横浜大学、東京家政学院大学、京都文教大学、日本文理大学の4大学が推進する大学連携越境学習プログラムの実施基盤(プラットフォーム)構築の一環として実施する取組み。
この越境学習プログラムでは、4大学の学生が合同で日本各地を訪れ、そこで地元企業や他大学の学生と協働しながら課題解決型の学びを行う。そこで発揮される資質・能力は、教員・参加学生・地域・企業といった多様な立場の関係者で相互に評価する。
評価システム「VUE」では、多面的評価が円滑に実施でき、記録された評価を学習者がレポートとして閲覧し、活用できるようになっている。トライアル運用は、9月11日から13日に日本文理大学が主催する越境プログラムで開始予定。当日は、「愛媛・大分の観光周遊拡大を考える」というテーマのフィールドワーク授業を通じて、参加学生の学びと成長を評価・記録し、レポートする仕組みを初めて実装する。