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中高大連携協定で教育を活性化…埼玉医科大と大妻嵐山中高

 埼玉医科大学と大妻嵐山中学校・高等学校は2025年6月30日、中高大連携協定を締結した。相互の教育の交流・連携を通じて、中高生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、互いに中等教育・高等教育への理解を深め、教育の活性化を図っていく。

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調印式のようす
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  • 調印式終了後の記念写真

 埼玉医科大学と大妻嵐山中学校・高等学校は2025年6月30日、中高大連携協定を締結した。相互の教育の交流・連携を通じて、中高生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、互いに中等教育・高等教育への理解を深め、教育の活性化を図っていく。

 6月30日の調印式には、埼玉医科大学から竹内勤学長、別所正美副理事長ら、大妻嵐山中学校・高等学校から榎本克哉校長、松原慎二教頭が出席。竹内学長と榎本校長が、協定書に署名を交わした。

 今後は、協定に基づき、大学教員による出張講義、中学・高等学校の生徒に対する医療系職業についての情報提供、教育についての情報交換・交流などの教育事業に取り組む計画。中高大連携協定を機に、双方の教育活動の一層の充実と発展を実現していくとしている。

 埼玉医科大学は、1892年設立の毛呂病院を母体とし、校祖である丸木清美氏、丸木清浩氏により、優れた実地臨床医家を育成するという強い思いとともに、1972年に創立された。毛呂病院の歴史や理念を継承し、地域医療の充実という母体病院の信念を受け継ぎ、医療の現場で役に立つ、実践能力の高い優れた医療人を養成することを目的としている。

 大妻嵐山中学校・高等学校は、校訓「恥を知れ」と建学の精神「学芸を修めて人類のためにーArts For Humankind―」を柱に、学祖・大妻コタカ氏が目指した「深い教養と知性を身に付け、社会に貢献できる高い志をもつ自立した女性」の育成を目標とする学校。「上質な学校生活」「学校社会貢献活動」「大妻リベラルアーツ」の「3つのTo Do」を学びのキーワードとし、特徴ある探究学習や多種多様な体験学習プログラムが用意されている。

《吹野准》

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