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教育で地域活性化…ウィザス、鹿児島県枕崎市と包括連携

 総合教育サービスを展開するウィザスは2025年11月7日、鹿児島県枕崎市と包括連携協定を締結した。協定は、ウィザスと枕崎市が連携し、魅力ある学びの場の創出や社会で活躍できる人づくりを通じて、関係人口の創出による枕崎市の活性化と地方創生につなげることを目的としている。同日、枕崎市役所で締結式が行われた。

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(左から)ウィザス 取締役 阿野 孝氏、(右から)枕崎市教育長 木之下浩一氏、枕崎市副市長 本田親行氏
  • (左から)ウィザス 取締役 阿野 孝氏、(右から)枕崎市教育長 木之下浩一氏、枕崎市副市長 本田親行氏
  • (左から)ウィザス 代表取締役社長 生駒富男氏、枕崎市市長 前田祝成氏

 総合教育サービスを展開するウィザスは2025年11月7日、鹿児島県枕崎市と包括連携協定を締結した。協定は、ウィザスと枕崎市が連携し、魅力ある学びの場の創出や社会で活躍できる人づくりを通じて、関係人口の創出による枕崎市の活性化と地方創生につなげることを目的としている。同日、枕崎市役所で締結式が行われた。

 同連携協定では、地域社会の活性化と人づくりを推進するため、次の6つの項目について連携して取り組むとしている。「自己成長を促進する学びの場の創出に関すること」「デジタル社会に対応した人づくりに関すること」「関係人口の創出に関すること」「移住者の獲得支援に関すること」「地域間交流の取組みに関すること」「その他、目的達成に必要な事項に関すること」。

 ウィザスは、コーポレートビジョンとして「『社会で活躍できる人づくり』を実現できる最高の教育機関」を目指している。一方、薩摩半島の南端に位置し「かつおのまち」として知られる枕崎市は、性別にかかわらず誰もが能力を発揮し、地域の一員として活躍できる仕組みづくりや、多様な働き方の推進などに積極的に取り組む方針を掲げている。

 今回の協定は、教育や人材育成、地域づくりなど多方面での連携を図り、持続可能な地域社会の実現を目指すうえで、双方の理念や方針が深く通じることから締結に至った。今後は、双方の強みを生かした取組みを進めていく。

 ウィザスは、1976年設立の総合教育サービス会社。「顧客への貢献」「社員への貢献」「社会への貢献」の3つを掲げ、高校・大学事業、学習塾事業、グローバル事業、能力開発・キャリア支援事業などを中心に展開している。

《風巻塔子》

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