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福井県の教員採用、629人出願で2.48倍…大3選考239人

 福井県教育委員会は2025年6月14日、2026年度(令和8年度)福井県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。志願者総数は629人、倍率は前年度比0.07ポイント減の2.48倍。大学3年時前倒し「チャレンジ第1次選考」には前年度より47人多い239人が志願した。

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令和8年度福井県公立学校教員採用選考試験 出願状況
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  • 令和8年度福井県公立学校教員採用選考試験 実施要項

 福井県教育委員会は2025年6月14日、2026年度(令和8年度)福井県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。志願者総数は629人、倍率は前年度比0.07ポイント減の2.48倍。大学3年時前倒し「チャレンジ第1次選考」には前年度より47人多い239人が志願した。

 2026年度福井県公立学校教員採用選考試験は5月1日~23日まで出願を受け付けた。志願者総数は前年度比62人減の629人、志願倍率は2.48倍で前年度より0.07ポイント低下した。採用予定者数は前年度より17人少ない254名程度を見込む。

 校種別の志願者数(第1希望・第2希望の合算)は、小学校が募集人員131人程度に対し276人。中高一括(中学校技術含む)が募集人員81人程度に対し312人、高等学校が募集人員12人程度に対し23人、特別支援学校が募集人員25名程度に対し42人など。そのうち、今年度新設された嶺南地域での勤務を原則として採用する「嶺南採用枠」は募集人員10名程度に対し33人が志願した。また、教諭とは別枠となる養護教諭は募集人員3人程度に対し60人、栄養教諭は募集人員1名程度に対し8人が志願。

 志願倍率(第1希望・第2希望の合算)は、小学校2.11倍、中高一括(中学校技術含む)3.85倍、高等学校1.92倍、特別支援学校1.68倍など。養護教諭は20.00倍、栄養教諭は8.00倍となった。

 一方、大学3年時等に1年前倒しで1次選考を受験できる「チャレンジ第1次選考」の志願者総数は239人で前年度より47人増加した。このほか、「教育エキスパート特別選考(スポーツ教育分野【地域連携枠】)」には1人が出願している。

 福井県公立学校教員採用選考試験は今後、1次試験を6月28日・29日に実施し、結果を7月下旬に発表する。2次試験は小論文を8月1日、個人面接を8月4日~8日の期間のうちの指定日で実施し、結果を9月30日に発表する予定。なお福井県は6月18日、Webサイト上に受験者に向けた「第1次選考について(連絡)」を掲載している。

《中川和佳》

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