教育業界ニュース

山梨の教員採用、734人志願で2.27倍…大3選考は79人増

 山梨県教育委員会は2025年6月13日、2026年度(令和8年度)採用 山梨県公立学校教員選考検査の志願状況を公表した。前年度より13人多い採用予定数323人に対し、志願者は734人で前年度より42人減少。倍率は2.27倍となった。

教育行政 教育委員会
令和8年度採用 山梨県公立学校教員選考検査志願状況
  • 令和8年度採用 山梨県公立学校教員選考検査志願状況
  • 山梨県公立学校教員選考検査

 山梨県教育委員会は2025年6月13日、2026年度(令和8年度)採用 山梨県公立学校教員選考検査の志願状況を公表した。前年度より13人多い採用予定数323人に対し、志願者は734人で前年度より42人減少。倍率は2.27倍となった。

 2026年度採用の山梨県公立学校教員選考検査は、4月30日から6月3日まで出願を受け付けた。公表された志願状況によると、全体の採用予定者323人に対し、734人が志願。倍率は2.27倍となり、前年度を0.23ポイント下回った。

 受験区分別の志願者数は小学校229人(前年度比14人減)、中学校218人(同4人増)、高等学校194人(同5人増)、特別支援学校40人(同18人減)、養護教諭45人(同11人減)、栄養教諭8人(同8人減)。

 受験区分別の倍率は小学校1.3倍(前年度比0.1ポイント減)、中学校2.8倍(同率)、高校5.9倍(同2.3ポイント減)、特別支援学校1.3倍(同0.5ポイント減)、養護教諭6.4倍(同0.6ポイント減)、栄養教諭8.0倍(同8.0ポイント減)。

 また、大学3年生対象特別選考には227人が出願。前年度の148人から79人増と大きく志願者を増やした。受験区分別でみると、小学校105人(前年度比36人増)、中学校96人(同30人増)、高校9人(同4人増)、特別支援学校4人(同1人増)、養護教諭12人(同8人増)、栄養教諭1人(同数)となっている。

 山梨県の教員採用試験は今後、1次検査を7月6日に実施し、7月下旬に結果を通知する。2次試験は適性検査・小論文・実技(該当者のみ)を8月2日、個人面接と集団討議(模擬的授業含む)を8月12日~14日のうち指定の1日に実施し、結果を9月下旬に発送予定。

《畑山望》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top