鹿児島県教育委員会は2025年6月15日、2026年度(令和8年度)鹿児島県公立学校教員等採用選考試験の1次試験の受験者数等を発表した。受験者数は1,084人で受験倍率は2.05倍。大学3年生以上対象「教職教養チャレンジ試験」は前年度の倍以上となる232人が受験した。
2026年度鹿児島県公立学校教員等採用選考試験の1次試験は6月15日に鹿児島県内の3会場と東京、大阪の計5会場で実施された。出願者数1,136人のうち、95.4%にあたる1,084人が受験(前年度比62人減)。採用予定数530人程度に対する受験倍率は2.05倍となった。
校種等別の受験者数(受験倍率)は、小学校が258人(1.17倍)、中学校が297人(1.98倍)、高等学校が271人(4.93倍)、特別支援学校が85人(1.47倍)、養護教諭が92人(3.29倍)、栄養教諭が39人(13.00倍)、実習助手が24人(2.67倍)、寄宿舎指導員18人(4.50倍)。
科目別の受験倍率(採用予定数が若干名の科目は除く)は、高等学校が保体18.00倍、数学8.00倍、理科7.75倍、地歴6.80倍、国語3.83倍、商業3.80倍、外国語(英語)3.40倍など。中学校は家庭4.00倍、保体3.50倍、社会2.90倍の順に高倍率となった。
一方、大学3年生以上を対象とした「教職教養チャレンジ試験」は、出願者237人のうち232人が受験した。今回の試験から、募集校種を拡大した結果、前年度(111人受験)を大きく上回る受験者が集まった。
今後、7月11日に1次試験(教職教養チャレンジ試験含む)の合格者を発表。1次合格者を対象とした2次試験は8月1日~13日の指定日で実施し、最終合格者を9月5日に発表予定となっている。