岡山県教育委員会は2025年6月13日、2026年度(令和8年度)岡山県公立学校教員採用候補者選考試験の出願状況を公表した。出願者総数は前年度より52人少ない1,583人で、出願倍率は4.1倍。大学3年次等チャレンジ選考には427人が出願した。
2026年度岡山県公立学校教員採用候補者選考試験は4月15日から5月13日まで出願を受け付けた。採用候補者見込数は前年度より20人少ない384人。出願者総数は1,583人で前年度より52人減少し、出願倍率は前年度比0.1ポイント増の4.1倍となった。
受験区分別の出願者数は小学校422人(前年度比19人減)、中学校390人(同2人減)、高校518人(同7人減)、特別支援学校128人(同10人増)、養護教諭125人(同15人減)、栄養教諭実施なし。
出願倍率は小学校が2.5倍(前年度同様)、中学校が4.3倍(同0.1ポイント減)、高校が6.5倍(同0.1ポイント減)、特別支援学校が3.2倍(同0.6ポイント増)、養護教諭が31.3倍(同13.8ポイント増)。養護教諭は前年度と比べ出願者数は減少したものの、採用見込者数が前年度の半数程度だったことから、倍率が大幅に上がる結果となった。
一方「大学3年次等チャレンジ選考」には427人が出願(前年度比84人増)。受験区分別の出願者数は、小学校160人(同36人増)、中学校117人(同18人増)、高校89人(同10人増)、特別支援学校27人(同8人増)、養護教諭34人(同12人増)だった。
岡山県の教員採用試験は今後、1次試験を7月5日・6日・12日・13日のうちの指定日で実施し、結果を8月7日に発表する。2次試験は8月18日~21日・23日・24日の期間のうち指定された1~3日で面接や模擬授業、口頭試問などを実施し、最終結果を10月7日に発表する。