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算数授業改革…子供主体の新手法を学ぶセミナー5/31

 NIJINが主催する「高学年の『難関単元』を攻略せよ!“子供のストーリー”でつくる算数の授業」セミナーが2025年5月31日、全国の小中学校の教員を対象に大阪で開催される。尾崎正彦氏の指導のもと、難解な算数の単元を効果的に教えるための方法論を学ぶ。

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セミナー「高学年の『難関単元』を攻略せよ!“子供のストーリー”でつくる算数の授業」
  • セミナー「高学年の『難関単元』を攻略せよ!“子供のストーリー”でつくる算数の授業」
  • 講師の尾﨑正彦氏
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 NIJINが主催する「高学年の『難関単元』を攻略せよ!“子供のストーリー”でつくる算数の授業」セミナーが2025年5月31日、全国の小中学校の教員を対象に大阪で開催される。尾崎正彦氏の指導のもと、難解な算数の単元を効果的に教えるための方法論を学ぶ。

 高学年の算数科では、「割合」「速さ」「分数の乗除」など、教育者や生徒にとって特に難しい単元が登場する。これらの単元では、教師はいかに指導するかに悩む場面が多く、特に算数が苦手な教師は指導書に頼りがちだ。その結果、教師主導の一方通行の授業になりがちで、子供たちも興味を失ってしまう。こうした状況を打破し、子供中心の対話型の授業へと進化させる必要がある。

 尾崎正彦氏の授業では、子供たちが楽しみながら自ら学び、考える姿が見られる。これは「子供のストーリー」を尊重することで実現されている。子供たちは自分の物語を通じて学ぶことで、算数に対する興味をもち続ける。このセミナーでは、尾崎氏の手法を直に学ぶことができ、実際の授業に取り入れるヒントを得られる。

 セミナーは、5月31日午後1時半から4時45分まで、大阪のエル・おおさかで開催される。現地会場には30名、オンラインでは50名の参加が可能で、おもに小中学校教員や教育関係者を対象としている。参加希望者は、Peatixから申し込むことができる。

 尾崎正彦氏は、新潟県内公立小学校勤務を経て、現在、関西大学初等部教諭。教育に関する著書も多数執筆している。リクルート・スタディサプリ講師(小学校算数基礎講座)、全国算数授業研究会常任理事などを務める。

 「教育から国を照らす」をミッションに掲げるNIJINは、教育の現場で直面するさまざまな問題を解決すべく、教員研修や教育イベントを展開している。2022年4月に設立され、全国の教員から支持されている研修プラットフォーム「授業てらす」を運営している。

◆高学年の『難関単元』を攻略せよ!“子供のストーリー”でつくる算数の授業
日時:2025年5月31日(土)13:30~16:45
会場:エル・おおさか(大阪府立労働センター、大阪府大阪市中央区北浜東3-14)
対象:おもに小中学校教員や教育関係者
募集人数:現地30名、オンライン50名
申込方法:Peatixより
参加費:現地3,500円、オンライン2,500円

《吹野准》

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