東京工科大学・日本工学院専門学校・日本工学院八王子専門学校などを運営する片柳学園は、湘南学園中学校高等学校を運営する湘南学園と教育連携に関する協定を締結した。協定の目的は、双方の教育機能を交流・連携を通じて活性化し、中高生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めることにある。
同協定の締結式は、2025年3月4日に片柳学園の蒲田キャンパスで行われた。湘南学園中学校高等学校の伊藤眞哉校長と片柳学園の千葉茂理事長が出席し、意見交換が行われた。協定の連携内容には、探究活動等における教職員および学生との交流・連携、模擬授業、研究支援等の連携、聴講生徒の受け入れなどが含まれている。
対象校は、東京工科大学、日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校、日本工学院北海道専門学校。
湘南学園は1933年に設立され、初代園長は玉川学園創立者の小原國芳氏。近年は国際交流や次代を見据えた教育活動にも積極的に取り組んでおり、ユネスコスクールやSGHアソシエイト校の指定を受けている。一方、片柳学園は1947年に開校した日本工学院をはじめ、東京・蒲田、八王子、北海道・登別にキャンパスを持つ総合専門学校を運営している。1986年に開学した東京工科大学は、コンピュータサイエンス、メディア、工学、応用生物、デザイン、医療保健の6学部および大学院を有している。
今回の協定締結により、湘南学園と片柳学園は、教育の質を高めるためのさまざまな取組みを進めることが期待される。両学園は、今後も連携を深め、教育の発展に寄与することを目指している。