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大分県と台湾新北市、教育分野で国際交流覚書

 大分県教育委員会と台湾の新北市教育局は2025年2月21日、教育分野における国際交流の覚書を締結した。今回の覚書により、双方の教育分野での連携が強化され、協力関係が深まることが期待されている。

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大分県教育委員会
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  • 山田雅文大分県教育長(右から2人目)と張明文教育局長(左から2人目)

 大分県教育委員会と台湾の新北市教育局は2025年2月21日、教育分野における国際交流の覚書を締結した。調印式は新北市政府庁舎で行われ、大分県教育長の山田雅文氏と新北市政府教育局長の張明文氏が出席した。今回の覚書により、双方の教育分野での連携が強化され、協力関係が深まることが期待されている。

 この覚書の締結は、教育分野での国際交流を推進し、双方の教育機関が協力しあうことを目的としている。具体的には、学校間の交流を促進し、国際教育交流の機会における情報交換を行うことが盛り込まれている。また、生徒や教員の交流を促進するため、双方向の学校間訪問交流やオンライン交流を実施し、教職員による研修や訪問交流の機会を調整することも含まれている。

 さらに、双方の固有の文化や生活習慣を理解し、国際理解や友好親善関係を進展させる学習活動を実施することが合意された。これにより、子供たちが異文化を理解し、国際的な視野を広げることが期待されている。

 今回の覚書締結は、大分県と新北市の教育機関が協力し、教育の質を向上させるための重要な一歩となる。今後、双方の教育機関がどのように連携し、具体的な交流活動を展開していくかが注目される。

《吹野准》

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