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大分大と同志社女子大が連携協定、薬剤師確保の新モデルへ

 大分大学と同志社女子大学は2026年4月7日、共通する理念の実現と社会的使命を果たすため、連携・協力協定を締結した。大分大学医学部附属病院薬剤部と同志社女子大学薬学部を中心に連携し、研究の高度化や次世代の医療人育成を推進する。大分県での薬剤師確保という地域課題の解決もめざす。

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大分大学 北野正剛せいごう学長(写真左)、同志社女子大学 川崎清史学長(写真右)による協定書への署名
  • 大分大学 北野正剛せいごう学長(写真左)、同志社女子大学 川崎清史学長(写真右)による協定書への署名

 大分大学と同志社女子大学は2026年4月7日、共通する理念の実現と社会的使命を果たすため、連携・協力協定を締結した。大分大学医学部附属病院薬剤部と同志社女子大学薬学部を中心に連携し、研究の高度化や次世代の医療人育成を推進する。大分県での薬剤師確保という地域課題の解決もめざす。

 大分大学旦野原キャンパスで行われた調印式では、大分大学の北野正剛氏と同志社女子大学の川崎清史氏が協定書に署名した。同協定は、両大学の研究体制を統合的に整えることで研究の効率化をはかるとともに、学生や大学院生の交流、薬学部実務実習の受け入れを通じて、将来の医療現場を支える人材を育成することを目的としている。

 具体的な連携内容として、免疫抑制薬に関する継続的な共同研究のほか、救急医療や医療ビッグデータを活用した研究など、両大学の強みを生かした取り組みを推進する。地域貢献の面では、大分県内の薬剤師不足解消に向けた新しいモデルケースの構築をめざす。薬剤師教育センターを設置する大分大学医学部附属病院が、同志社女子大学薬学部の学生による実務実習を受け入れる。県外出身の学生が地域の医療や文化に触れる機会を設けることで、将来的な県内就職や定着につなげる考えだ。

 さらに、教育資源の有効活用として、大分大学の医学科、看護学科、先進医療科学科の学生との合同学習機会を設ける。国立大学病院で唯一の薬剤師教育拠点である同センターの教育プログラムを共同で実施し、多職種連携が求められる現場で即戦力となるチーム医療の実践能力を相互に育成していくという。

《吹野准》

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