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横浜市の教員採用試験「春チャレンジ選考」申込開始…受験案内も

 横浜市教育委員会は2025年2月25日、2025年度より新たに導入する横浜市公立学校教員採用候補者選考試験「春チャレンジ選考試験」の受験案内を公開。あわせて、申込受付を開始した。申込みはインターネットにて3月17日午後5時まで受け付ける。

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令和7年度実施 横浜市【春チャレンジ選考試験】受験案内
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 横浜市教育委員会は2025年2月25日、2025年度より新たに導入する横浜市公立学校教員採用候補者選考試験「春チャレンジ選考試験」の受験案内を公開。あわせて、申込受付を開始した。申込みはインターネットにて3月17日午後5時まで受け付ける。

 「春チャレンジ選考試験」は、横浜市が2025年度より新たに実施する教員採用試験。教員の多様化と受験者の増加を図るべく、リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査「SPI3」を活用し、教員免許を持つ他業種からの転職希望者や、他業種との併願を考える人々に対して、受験機会を増やすことを目的としている。

 公開された受験案内をみると、募集区分および人員は、2026年度採用予定の小学校教員約50名。受験資格は、1965年4月2日以降生まれで、2026年4月1日時点で有効な小学校教諭普通免許状を有するまたは同日時点で取得見込みであり、地方公務員法第16条および学校教育法第9条の欠格条項に該当しない、など6つの要件すべてを満たすこと。日本国籍を有しない人も受験可能だが、任用の期限を附さない常勤講師としての採用となる。

 申込期間は2月25日から3月17日まで。第1次試験は4月2日から4月15日の内、受験者が選択する日に適性検査(SPI3)を受験。テストセンター方式で、性格検査と基礎能力検査を受ける。なお、テストセンターで過去1年以内に1回以上、適性検査(SPI3)を受検していた場合は、前回受検した際の結果を送信することも可能。その場合であっても受検期間中に送信を完了する必要がある。第1次試験の合否は基礎能力検査の結果により決定し、4月30日午後1時以降に合格発表を行う予定。

 第2次試験は、5月24日または25日に模擬授業と個人面接を実施。適性検査(SPI3)の性格検査の結果は個人面談の補助資料として用いる。最終合格発表は6月中旬に予定されている。

 受験案内では、申込方法の詳細や申込みから第1次試験までの流れ、給与や勤務時間などについても掲載。よくある問合せ内容をまとめたQ&Aや横浜の先生たちのドキュメンタリームービーが視聴できるQRコードも掲載されている。受験案内は横浜市のWebサイトからダウンロードできる。

《畑山望》

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