教育業界ニュース

教職員向け「先生コネクト」始動…参加型企画も

 朝日新聞社は教職員向けWebサイト「寺子屋朝日 for Teachers」をリニューアルし、「先生コネクト」として公開した。「学び続ける教職員の『やってみよう』を応援する」をミッションに掲げ、会員登録した教職員に教育に関する情報を提供し、教員同士や企業、社会とのつながりを促進する場を提供する。

教材・サービス その他
先生コネクト
  • 先生コネクト
  • 先生コネクト 文化祭2025

 朝日新聞社は教職員向けWebサイト「寺子屋朝日 for Teachers」をリニューアルし、「先生コネクト」として公開した。「学び続ける教職員の『やってみよう』を応援する」をミッションに掲げ、会員登録した教職員に教育に関する情報を提供し、教員同士や企業、社会とのつながりを促進する場を提供する。

 「先生コネクト」は、2021年秋にスタートした「寺子屋朝日 for Teachers」を基に、教職員をはじめとする教育従事者を対象とした会員制サイトとして始動した。これまでの教育情報やオンラインセミナーをさらに充実させ、会員が記事を投稿できる参加型企画を新設。気になる記事をスクラップでき、関心のあるテーマのコンテンツが表示される「マイページ」機能も追加され、日々の教育活動に役立つ内容となっている。

 「先生コネクト」の特長として、教職員に特化した会員制サイトであることがあげられる。会員登録された教職員の詳細な情報を基に、ニーズに合ったコンテンツやトピックをオンラインセミナーや取材記事で提供する。また、教職員同士が語り合い、学校の枠を超えた交流を促進する参加型企画「with Teachers」も展開。会員自身が記事を投稿する企画も新設され、知見と経験を共有し、共に学び合う機会を創出する。

 さらに、「先生コネクト」は取材記事やオンラインセミナーに加え、全国の先生が集うイベント「未来の先生フォーラム」や、探究学習をサポートする「教育支援プログラム」「探究インターン」など、幅広いサービスを提供する。企業との連携による新たな学びの機会も提供される。

 「先生コネクト」のおもなコンテンツには、教育に関するテーマのウェビナーや、教員のスキルアップにつながる講座・勉強会、授業実践を紹介するウェビナー、少人数のオンライン座談会などが含まれる。また、GIGAスクールや探究学習の浸透に伴う新しい用語や概念について、大学教授ら専門家が解説するコンテンツも提供される。

 「先生コネクト」の始動を記念したオンラインイベント「先生コネクト 文化祭2025」が3月22日に開催される。教育評論家の尾木直樹氏や「こたえのない学校」代表理事の藤原さと氏、日本ファシリテーション協会フェローの上井靖氏が登場し、教育従事者に向けた連続講座が行われる。参加は無料で、視聴には「先生コネクト」への会員登録が必要となる。

 朝日新聞社の片山健志編集長は、「先生コネクト」を通じて、学校の枠を超えたコミュニティを創り上げ、知識と経験を共有し、共に成長する場を提供すると述べている。教育現場の変革が進む中、教職員の学びを支援する「先生コネクト」の役割が注目される。

◆先生コネクト 文化祭2025
開催日時:2025年3月22日(土)10:00~15:50(予定)
開催形式:ZOOMによるオンライン配信
対象:教職員、教育委員会、教育関係者
申込方法:「先生コネクト」へ会員登録し、詳細告知Webサイトより申し込む

《神林七巳》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top