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大阪市、学びコラボレーター30名募集

 大阪市教育委員会事務局は「学びコラボレーター」の募集を開始した。任用期間は2024年4月から2025年3月まで。募集人数は30名程度で、週2日勤務の4名、週3日勤務の23名、週4日勤務の3名を予定している。おもな業務内容は、学校組織の一員として校長の指示のもと、教職員と連携し、児童生徒への直接指導や学力向上に向けた取組の支援を行う。

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 大阪市教育委員会事務局は「学びコラボレーター」の募集を開始した。任用期間は2024年4月から2025年3月まで。募集人数は30名程度で、週2日勤務の4名、週3日勤務の23名、週4日勤務の3名を予定している。おもな業務内容は、学校組織の一員として校長の指示のもと、教職員と連携し、児童生徒への直接指導や学力向上に向けた取組の支援を行う。

 この募集は、児童生徒の学力向上を目的としている。学びコラボレーターは、授業中や休み時間、放課後、長期休業期間などに児童生徒への直接指導を行い、授業に集中できない児童生徒への個別指導及び支援を行う。また、学校や教員の学力向上に向けた取組の支援や大学・行政機関連携支援も担当する。応募資格は、学校教員や塾講師など児童生徒の指導経験を有する者で、地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない者とされている。

 任用期間は2024年4月1日から2025年3月31日までで、勤務実績に応じて再度任用される場合がある。勤務条件は、週4日勤務の場合、週30時間で月曜日から金曜日のうち週4日勤務となる。勤務時間は午前8時45分から午後5時00分まで(休憩時間45分を含む)を基本とし、勤務日については相談可能だ。報酬は月額16万5,300円から21万1,700円で、期末勤勉手当として年間76万380円から97万3,820円が支給される。年収見込は274万3,980円から351万4,220円となる。

 週3日勤務の場合は、週22時間30分で、月額報酬は12万4,004円から15万8,804円、期末勤勉手当は57万418円から73万498円、年収見込は205万8,466円から263万6,146円となる。週2日勤務の場合は、週15時間で、月額報酬は8万2,708円から10万5,792円、期末勤勉手当は38万456円から48万6,643円、年収見込は137万2,952円から175万6,147円となる。

 休日は日曜日、土曜日、国民の祝日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)に加え、指定する週1日または2日が休みとなる。休暇は、会計年度任用職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則に基づき付与され、年次休暇は採用時に12日分(週4日勤務)、7日分(週3日勤務)、5日分(週2日勤務)が付与される。特別休暇として、有給の夏季休暇、忌引休暇、結婚休暇、産前産後休暇、災害等による通勤時の出勤困難な場合等がある。

 社会保険は、週3日以上勤務の場合は共済組合、厚生年金保険、雇用保険が適用されるが、週2日勤務の場合は適用されない。勤務先は大阪市立小学校、中学校、義務教育学校で、複数校勤務がある。

 選考方法は、第1次選考として書類選考が行われ、合否にかかわらず全員に郵便等で通知される。第2次選考は面接で、2025年1月8日から1月14日の間に実施される。選考結果は面接終了後、受験者全員に1か月以内に通知される。

 応募は、会計年度任用職員採用試験受験申込書に必要事項を記入し、エクセルファイルにて指定のメールアドレスに送信するか、書類を簡易書留で送付する。受付期間は2024年12月2日から12月16日までで、最終日は持参による申込も受け付ける。

 大阪市は、市民から信頼される市政の実現を図るため、服務規律の確保に関してさまざまな取組を行っており、応募者にはこれらの規律を遵守することが求められる。提出書類に虚偽の記載があった場合は、受験資格や採用が無効となるため、注意が必要だ。

《佐藤愛》

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