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EdTechのレアジョブ、カスハラに関する考えを策定

 オンライン英会話サービスなどを提供するレアジョブは、「カスタマーハラスメントに関する当社の考え方」を策定したことを発表した。

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 オンライン英会話サービスなどを提供するレアジョブは、「カスタマーハラスメントに関する当社の考え方」を策定したことを発表した。

 昨今、問題視されているカスタマーハラスメント(カスハラ)。カスタマーハラスメントについて、厚生労働省は「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」の中で、「顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、従業員等の就業環境が害されるもの」と定義している。

 レアジョブでは、「私たちは日頃より、お客様から寄せられる貴重なご意見に真摯に向き合い、サービスの改善・品質向上に努めております。しかし、一部のお客様による従業員への暴言や過剰な要求といったハラスメント行為が見られることもあります。従業員の心身の健康と安全を守ることは、お客様に満足いただけるサービスを継続するために必要不可欠です。そのため、『カスタマーハラスメントに関する当社の考え方』を策定いたしました」としている。

 カスタマーハラスメントへの対応としては、対象となる行為があったと判断した場合は、従業員、および講師を守るため毅然とした対応を行い、場合によってはサービス提供の停止やカスタマーサポートの対応を断るとしている。また、悪質な行為や犯罪行為と判断した場合には、警察や弁護士に相談し、厳正に対処するという。

 従業員への対応としては、従業員および講師のケアを最優先とし「カスタマーハラスメントに関する知識および対処方法の研修」「カスタマーハラスメント発生時の対応体制の構築」「グループで働く従業員のための相談・報告体制の整備」を行うとしている。

《編集部》

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