教育業界ニュース

教員生活の充実度を100点満点で表すと…平均69点

 教員2,000人に教員生活の充実度を点数化してもらうと、80点台にもっとも多くの回答が集まり、平均は69.1点となったことが2024年7月12日、ジブラルタ生命保険の調査結果から明らかとなった。児童・生徒に薦めたいテレビ番組1位は「新プロジェクトX~挑戦者たち~」だという。

事例 その他
教員生活の充実度を100点満点で表すと?
  • 教員生活の充実度を100点満点で表すと?
  • 教員生活の充実度(平均)
  • 児童・生徒にもっとも薦めたいテレビ番組
  • 児童・生徒にもっとも薦めたいテレビ番組・理由
  • 児童・生徒が日本人としてのアイデンティティを育むために必要だと思うこと
  • 若手教員として職場に入ってきてほしいアスリート
  • 今、一番ほしいもの
  • 業務における時短術・働き方ハック

 教員2,000人に教員生活の充実度を点数化してもらうと、80点台にもっとも多くの回答が集まり、平均は69.1点となったことが2024年7月12日、ジブラルタ生命保険の調査結果から明らかとなった。児童・生徒に薦めたいテレビ番組1位は「新プロジェクトX~挑戦者たち~」だという。

 教員の意識に関する調査2024はジブラルタ生命保険がネットエイジアに調査協力を依頼し2024年5月23日~6月10日の期間、インターネットで実施。対象はネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の20歳~69歳の教員2,000名。

 自身の教員生活の充実度を点数化(100点満点中)してもらうと、1位「80点台」27.6%、2位「70点台」15.4%、3位「90点台」13.3%、4位「50点台」12.2%、5位「60点台」10.7%。「100点満点」は8.4%で6番目に多く、平均は69.1点になった。

 児童・生徒が日本人としてのアイデンティティを育むためには、どのようなことが必要だと思うかを尋ねた設問では、1位「礼儀作法やマナーを身につける」、2位「日本の歴史を学ぶ」、3位「日本の伝統行事を体験する」。これから世界で活躍していくにあたっては、自己主張をしっかりすることが大切である一方で、日本人として最低限の土台となる礼儀作法やマナー、相手への気遣いといったものが必要だと考えている人が多いことがうかがえる。

 児童・生徒にもっとも薦めたいテレビ番組は、1位「新プロジェクトX~挑戦者たち~」、2位「世界の果てまでイッテQ!」、3位「チコちゃんに叱られる!」。18年ぶりに復活した「新プロジェクトX~挑戦者たち~」は、バブル崩壊以降の「失われた時代」が主戦場となる群像ドキュメンタリー。薦めたいと思う理由は「諦めないことの大切さを教えてくれる」ことだという。

 若手教員として職場に入ってきてほしいアスリートは、、男性アスリートが1位「大谷翔平」、2位「石川祐希」「羽生結弦」。女性アスリートが1位「池江璃花子」、2位「浅田真央」、3位「阿部詩」「北口榛花」「田中希実」「村上佳菜子」と、今年のパリオリンピック出場予定者が複数あがる結果となった。

 教員の意識に関する調査ではこのほか、「今、一番ほしいもの」「業務における時短術・働き方ハック」「部活動の地域移行」「教育現場への対話型AIの導入」など、多岐にわたる教員の意識を調査している。全調査結果は、PDFファイルで公開中。

《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top