教育業界ニュース

ミライシード、Google Classroomとアドオン連携へ

 ベネッセコーポレーションは2024年5月8日、小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフト「ミライシード」が、Google for Educationの連携先行開発パートナーに認定されたと発表した。2024年度内から順次、アドオン連携機能をリリースする。

教材・サービス 授業
連携機能イメージ
  • 連携機能イメージ
  • 連携機能イメージ
  • 連携機能イメージ
  • ミライシード

 ベネッセコーポレーションは2024年5月8日、小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフト「ミライシード」が、Google for Educationの連携先行開発パートナーに認定されたと発表した。2024年度内から順次、アドオン連携機能をリリースする。

 ミライシードは、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応した、小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフト。2024年3月時点で、全国の小中学校の約30%に相当する約9,500校が導入し、児童・生徒340万人以上が活用している。

 今回、Googleが提供するClassroomのアドオンを一般公開に先がけてアクセスし、開発できるようにする「Google Classroom アドオン連携先行開発プログラム」に認定。ミライシードは認定パートナーとして連携機能の開発に着手した。

 連携機能では、ミライシード内の各アプリが、Google Workspace for Education Plus または Teaching and Learning Upgradeで利用できる拡張機能として、Classroomから直接アクセスできるようになる。たとえば、先生はClassroomからミライシードを選択しアダプティブドリル「ドリルパーク」を使って児童・生徒に対して課題配信を行うことができる。一方、児童・生徒もClassroomのストリーム上から、先生が配信した「ドリルパーク」に直接アクセスでき、Google for Education とミライシードの行き来が効率化され、利便性が向上する。

 このほか、 授業支援アプリ「オクリンクプラス」やCBTによる教科書の単元ごとの確認テスト「テストパーク」など各主要アプリで連携の開発にも着手。2024年度から随時リリースする。今後は、Classroom以外に、Google ドライブやLooker Studio(ダッシュボード)との連携機能の開発も予定している。

 連携機能については、5月10日まで東京ビッグサイトで開催している「EDIX東京2024」のベネッセブースおよびGoogle for Educationブースにて紹介している。

《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top