ベネッセコーポレーションは2025年4月、自社として初の通信制サポート校「Be高等学院」を開校する。教材・データ・人のリソースを活用し、学力伸長や目標達成のためのカリキュラムと個別サポートを提供するという。2024年4月17日には、Be高等学院のWebサイトを開設し、資料請求予約を開始した。
ベネッセ初の通信制サポート校。「Be yourself（あなたらしく）」「Find who you want to be（なりたい自分を見つけよう）」から「Be」を取って「Be高等学院」とした。校名には「決められた選択肢の中から学ぶことや進路を選ぶだけでなく、自分で進む道を切り拓いて決めることができる『自分らしい学び』を提供していく」という思いが込められているという。
Be高等学院では、ベネッセが「進研ゼミ」「進研模試」などを通して培ってきたリソース「教材」「データ」「人」を生かし、教材の提供や個別指導・進路相談などの人的サポートを行い、通信制高校の卒業資格取得と大学進学などの進路選択をサポートする。クラス担任と学習支援を行う「赤ペンメンター」の2人で伴走し、さらにカウンセラーなど各領域の専門の先生と連携しながら、多角的にひとりひとりの生徒を見守る。
入学後のコースは、高校卒業認定の単位取得を目指す「基礎科」と、難関大学や海外大学進学までを視野に入れた「進学科」の2コース。学習スタイルは、キャンパスに週数回通う「通学スタイル」、在宅オンラインでコーチがサポートする「オンラインスタイル」の2つから選択できる。キャンパスは、2025年4月のスタート当初は首都圏中心に計11か所を設置予定。
連携する高校（一条校）は、熊本県の単位制・広域通信制「くまもと清陵高等学校」とそのほかの連携校。スクーリング会場は連携校ごとに選べ、年間10～15日のスクーリングに出席し、所定のネット学習とレポートを提出する。
4月17日には、Be高等学院のWebサイトを開設した。学費などの詳細は5月末以降、Webサイトや資料請求などを通して伝えていく。資料請求パンフレットは、5月22日までの申込者は5月27日ごろ、5月23日以降は申込受付後7日前後（土日祝日除く）で届ける予定。5月25日までに資料請求した人の中から抽選で1,000人に書籍「通信制高校を選んだわけ」がプレゼントされる。
