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リサイクル学ぶ環境学習プログラム参加校募集…コクヨ

 コクヨとコクヨグループのカウネットは2024年4月3日、不要となったノートのリサイクルを通じて学ぶ体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」の2024年度参加校の募集を開始した。あわせて出張授業の申込みも受け付ける。

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リサイクルを通じて学ぶ体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」
  • リサイクルを通じて学ぶ体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」
  • キャンパスノート<つなげるーぱ!>
  • 出張授業のようす
  • 参加校へのノート寄贈
  • 回収活動の参加手順

 コクヨとコクヨグループのカウネットは2024年4月3日、不要となったノートのリサイクルを通じて学ぶ体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」の2024年度参加校の募集を開始した。あわせて出張授業の申込みも受け付ける。

 2023年10月に開始した体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」は、子供が初めて所有する消耗品の1つであるノートを「捨てない」で、資源として循環させ続けることに小学校や子供たちと共に取り組む活動。体験を通じて学ぶ機会を提供することで、子供たちの成長と「捨てない社会」の実現を目指す。

 全国の小学校から「使用済みノート」を回収する活動に、2023年度は81校が申込み、約2万人の児童が参加した。ノートの回収量は1,945kg(1万4,511冊)となり、CO2削減効果に換算すると381kg-CO2になるという。

 2024年度も使用済みノート回収活動に参加する小学校を募集する。学校内で集めた使用済みノートは、任意のダンボールに専用のラベルを貼り、指定の送り先に宅配便で送付する。問合せフォームにて依頼するとコクヨ・カウネット負担で回収に伺うことも可能。2024年度の回収期間は2025年2月末まで。参加する際は、カウネットに会員登録のうえ、エントリーフォームから申し込む。

 ノート回収活動に参加した学校には、「つなげるーぱ!」プログラムを通して回収した使用済みノートを新しいノートの表紙に再利用した「キャンパスノート<つなげるーぱ!>」のサンプル2冊と、参加児童分の参加賞シールが贈られる。

 また、2024年度はコクヨグループ社員による出張授業を約30校で実施する。子供たちにとって身近な文具であるノートの手ばなし方を通して、CO2排出量や地球への影響をどう変えることができるのかを学ぶことができる。授業の後半では、学んだことを他クラスや学年を巻き込み、環境へのインパクトを大きくするための作戦を立てるという。授業を通じて、大きな課題に対して友人や社会とつながりながら解決することができる、ということを実感を伴った学びとして届ける。

 対象は小学3年生~5年生。離島を除き全国から先着30校を募集する。申込みはカウネットWebサイトにて受け付ける。

◆つなげるーぱ!
【使用済みノート回収参加校の募集】
対象:全国の小学校
申込方法:カウネットに会員登録のうえWebサイトより申し込む
回収期間:2025年2月末まで
【出張授業実施校の募集】
対象:小学3年生~5年生
エリア:全国(沖縄本島以外の離島は現在対象外)
実施校:先着約30校(地域により実施可能数に偏りあり)
実施時間:45分授業1コマ(クラス数が多い場合は合同で授業を実施する場合あり)
申込方法:カウネットWebサイトより申し込む

《畑山望》

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