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茨城県、民間出身の校長2人を採用…前職はNHKとIT企業

 エン・ジャパンは2024年3月29日、茨城県の高校校長採用公募「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」において、2名の採用が決定したと発表した。採用されたのは、前職がNHKの久米麻子氏と、前職がPwCコンサルティングの辻武伺氏。副校長を経て、25年度に校長に昇任予定。

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茨城県、民間出身の「校長」2名をエン・ジャパンで採用
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  • ソーシャルインパクト採用プロジェクト
  • 茨城県 教育委員会 森作宜民教育長

 エン・ジャパンは2024年3月29日、茨城県の高校校長採用公募「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」において、2名の採用が決定したと発表した。採用されたのは、前職がNHKの久米麻子氏と、前職がPwCコンサルティングの辻武伺氏。2人は副校長を経て、25年度に校長に昇任予定。

 茨城県は2023年7月~8月、エン・ジャパンが運営する採用支援サービスを通じ、中高一貫校6校と、全国初のIT専科高校「IT未来高等学校」の計7校の「校長」を教員免許不問で公募。今回、974名の応募の中から、2名の採用を決定した。

 採用されたのは、久米麻子氏(古河中等高等学校に配属予定)と辻武伺氏(IT未来高等学校に配属予定)。2名共に民間出身者で、久米氏は前職が日本放送協会(NHK)、辻氏はPwCコンサルティングという経歴をもつ。久米氏と辻氏は、副校長を経て、25年度に校長に昇任予定。

 茨城県の森作宜民教育長は、今回の公募で「学校改革への強い意欲とリーダーシップをもつ2名を採用することができた」とコメント。外部からの多様で柔軟な考え方を取り入れることで、「子供たちがこれからの時代を生き抜くための学びを充実させ、民間人校長を含め、県職員が一丸となって、魅力ある学校づくりを進めていく」と意気込みを語った。

《川端珠紀》

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