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卓越大学院プログラム中間評価…九州大が最高評価

 文部科学省は2024年3月11日、「卓越大学院プログラム」(2020年度採択)の中間評価結果を公表した。採択後4年目にあたる4大学4プログラムのうち、九州大学のプログラムが最高評価Sを獲得した。

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卓越大学院プログラムの中間評価
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 文部科学省は2024年3月11日、「卓越大学院プログラム」(2020年度採択)の中間評価結果を公表した。採択後4年目にあたる4大学4プログラムのうち、九州大学のプログラムが最高評価Sを獲得した。

 「卓越大学院プログラム」は、各大学が自身の強みを核に大学院改革の成果を生かし、世界最高水準の教育力・研究力を結集した5年一貫の博士課程学位プログラムを構築することで卓越した博士人材を育成し、卓越した拠点を形成する取組みを推進する事業。2018年度から支援が開始され、2020年度までに140件の申請の中から合計30プログラムが採択されている。

 7年にわたる支援期間のうち、中間評価は評価要項に基づいて採択後4年目に実施。今回は、2020年度(令和2年度)に採択された4大学4プログラムについて、卓越大学院プログラム委員会が中間評価結果を決定した。

 中間評価は、「S」「A」「B」「C」「D」の5段階の絶対評価で行われた。4大学4プログラムのうち、S評価は九州大学の「マス・フォア・イノベーション卓越大学院」が獲得。現行の努力を継続することで、事業の目的を十分に達成することが期待できると評価された。

 このほか、東京工業大学と名古屋大学のプログラムがA評価、京都大学のプログラムがB評価を得た。C評価、D評価はなかった。

 中間評価結果の詳細は、日本学術振興会Webサイトで公開している。

《奥山直美》

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