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学習支援員「LSA」養成、ベーシックコース開講

 エッジは2024年3月、学習支援を必要とする子供や発達障害の理解、かかわり方、学習支援の基本など、基礎知識が身に付く「学習支援員(LSA)養成講座ベーシックコース」を開講する。受講期間は3月1日~8月31日。受講料は6,600円(学生2,200円)。締切りは7月31日。

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学習支援員(LSA)養成講座ベーシックコース
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 エッジは2024年3月、学習支援を必要とする子供や発達障害の理解、かかわり方、学習支援の基本など、基礎知識が身に付く「学習支援員(LSA)養成講座ベーシックコース」を開講する。受講期間は3月1日~8月31日。受講料は6,600円(学生2,200円)。締切りは7月31日。

 LSA(学習支援員)とは、Learning Support Assistantのこと。学習困難や発達障害の児童は、学校で日々見えない壁にぶつかっているが、特性にあった適切なサポートがあれば、理解が進み、自分で学んでいく力を身に付けることができる。LSAは、そのサポートを行う。

 LSA学習支援員養成講座は2005年、東京都港区と協働の学習支援員養成講座として始まって以来、18年間開講している。2010年には入門コースと本コースに分かれて全国へ拡大し、延べ2,136人が受講しているという。

 港区だけでなく、国も特別支援教育支援員として制度化。名称は「学習支援員」「教育補助員」「特別支援教育支援員」など地域により異なるが、同様の学習支援が広がっている。

 発達障害などのため通常の学級で学びながら一部は別室で指導を受ける「通級指導」の小中学生や高校生は、2021年度に全国で18万人余りとなり、増加の一途を辿っている。文部科学省による2021~2022年度特別支援教育に関する調査の障害の内訳によると、言語障害が4万7,175人と最多で、ADHD(注意欠陥・多動性障害)が3万8,656人、自閉症が3万6,760人と続いているという。

 そのためエッジは、通級、通常学級に関わらず、発達障害や読み書き障害など、支援対象となる子供の特性の把握と学習支援の充実を実現すべく、LSA(学習支援員)養成講座を開講している。発達障害全般への支援、読み書き障害であるディスレクシアの指導と支援を学び、実践できる人材を育成する。

 学習支援員(LSA)養成講座ベーシックコースでは、小・中・高等学校の通常学級の中で学習支援を必要としている子供たちの理解、支援に必要な知識や手法を、基礎から動画視聴によるeラーニング形式で習ぶ。全8章で、1章は約30分。受講期間は3月1日~8月31日。受講料は6,600円(学生2,200円)。締切りは7月31日。申込みは、Peatixより行う。

◆学習支援員(LSA)養成講座ベーシックコース
受講期間:2024年3月1日(金)~8月31日(土)
申込締切:2024年7月31日(水)
受講料:6,600円(学生2,200円)
申込方法:Peatixより行う

《いろは》

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