教育業界ニュース

第37回「英検」研究助成制度募集…4/30まで

 日本英語検定協会は2024年2月1日~4月30日の期間、英検研究助成の応募企画を募集する。企画は3つのテーマで募り、各部門30万円以内で助成金を交付する。入賞件数は全部門あわせて15件以内。小中高等で英語教育に携わる教員や、英語教育に関わる研究を専攻する大学院在籍者からの応募を受け付ける。

教育行政 その他
第37回「英検」研究助成制度の募集テーマ
  • 第37回「英検」研究助成制度の募集テーマ
  • 第37回「英検」研究助成制度の日程予定
  • 日本英語検定協会

 日本英語検定協会は2024年2月1日~4月30日の期間、英検研究助成の応募企画を募集する。企画は3つのテーマで募り、各部門30万円以内で助成金を交付する。入賞件数は全部門あわせて15件以内。小中高等で英語教育に携わる教員や、英語教育に関わる研究を専攻する大学院在籍者からの応募を受け付ける。

 日本英語検定協会では、1987年より英語能力テスト・英語教育に関する研究企画を広く募集し、優秀な企画に助成金を交付し支援している。研究報告書の成果は、協会発行の研究報告書などで広く公表。英語教育・英語能力テストに関わる独創的な企画、有用な企画を広く募るべく、37回目となる英検研究助成の応募企画を募集する。

 募集テーマは、A:研究部門(英語能力テストに関する研究)、B:実践部門(英語能力向上をめざす教育実践)、C:調査部門(英語教育関連の調査・アンケートの実施と分析)の3つ。Aは英語学習者の英語能力向上に資する基礎および応用研究または英語能力の測定と評価等の研究報告、Bは小中高の英語教育現場で児童・生徒の英語学習を促進させるための効果的な英語指導法等に関する実践報告、Cは小中高の英語教育をより充実させ、効果的に推進するために必要な調査報告が該当となる。

 応募対象は、小中高・高等専門学校で英語教育に携わる教員や英語教育に関わる研究を専攻する大学院に在籍する者。各部門とも、複数の専門選考委員・外部選考委員が審査にあたり、企画内容が独創性、有用性に優れているものを基準に選考。入賞は各部門あわせて15件以内、助成金は各部門30万円以内で交付する。

 応募は2月1日~4月30日の期間、日本英語検定協会Webサイト内の応募フォームにて受け付ける。その後、第1次選考は5月下旬、第2次選考は6月下旬に実施し、7月中旬の最終選考を経て、8月下旬に助成金贈呈式を執り行う予定。1年後の2025年8月に研究報告書を提出し、最終報告書集の完成は2026年2月上旬となる。日本英語検定協会Webサイトでは、応募に関する詳細のほか、参考となる過去の報告例・入選テーマなどを掲載している。

◆第37回「英検」研究助成制度
募集テーマ:A:研究部門、B:実践部門、C:調査部門
応募期間:2024年2月1日(木)~4月30日(火)
助成金交付額:各部門30万円以内
入賞対象:全部門あわせて15件以内
対象:
・小学校・中学校・高等学校・高等専門学校で英語教育に携わる教員
・英語教育に関わる研究を専攻する大学院に在籍する者
応募方法:日本英語検定協会Webサイト内の「研究助成」応募フォームより申し込む

《畑山望》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top