岐阜県教育委員会は2023年12月19日、外国人児童生徒適応指導員(会計年度任用職員)の募集を開始した。県内公立学校において、日本語指導が必要な外国人児童生徒や保護者に対して通訳や学習・生活支援などを行う。任期は2024年度の1年間。募集人数は13名。応募は、持参の場合は2024年1月19日、郵送の場合は1月23日消印まで受け付ける。
募集職種は、外国人児童生徒適応指導員(ポルトガル語・タガログ語・中国語)。日本語指導が必要な外国人児童生徒やその保護者に対しての通訳および翻訳、学校生活への適応のための支援、日本語指導や教科学習に必要な支援、指導教材作成の補助などを担う。勤務地は、県内の教育事務所および市町村立小・中・義務教育学校。募集人数は13名を予定している。
応募条件として、外国人児童生徒の母語(ポルトガル語、タガログ語または中国語)と日本語が使用できることや、小学校程度の漢字を教えることができる、教科書などの日本語文書をポルトガル語、タガログ語または中国語に翻訳できる、自家用車などで午前・午後で勤務する学校間を移動できることなどを求める。
任期は2024年4月1日から2025年3月31日。勤務時間は、週5日、1日6時間、原則年間1,080時間以内の範囲で、勤務を要する日や勤務時間の割振りは所属長が定める。基本的に夏季・冬季・春季休業など長期休業の勤務は行わない。要件を満たす場合は共済組合(健康保険・介護保険)、社会保険(厚生年金)の加入対象となるほか、労災保険、雇用保険に加入。
報酬額は、学校卒業後の民間企業などにおける職歴などを勘案のうえ、県が条例・規則に基づき決定する。参考までに、2023年度の時給は1,414円から1,616円だった。条件を満たす場合は、期末・勤勉手当を支給。通勤距離に応じて通勤手当に相当する費用弁償も支給される。
応募は、申込書に必要事項を記入のうえ、持参または郵送で申し込む。持参の場合は、岐阜県教育委員会義務教育課にて、12月19日から1月19日の午前8時30分から午後5時15分まで受付。ただし、土・日・祝日および年末年始(12月29日~1月3日)を除く。郵送の場合は、1月23日までの消印有効。選考は、書類選考および面接を1月30日に実施、結果は2月9日に発表を予定している。
詳細は、岐阜県教育委員会Webサイトに掲載の募集要項で確認できる。