大阪教育大学は2023年10月20日、教科書研究センターと包括連携協定を締結した。今後は、学校・教育現場や教科書の質的向上に貢献するとしている。
大阪教育大学は、1874年5月に設置された、140年を超える歴史と伝統を有する教育大学。大阪府柏原市の金剛生駒紀泉国定公園内に広大なメインキャンパスを配置し、教員養成教育と教養教育を通じて有為な人材を輩出している。2023年4月より、教科書研究センターより委託を受け、学習者用デジタル教科書(英語)の効果的な活用法と教育効果に関する実証研究を開始した。教員養成大学の特色を生かしているという。
今回は、教科書研究センターとの包括連携協定を締結した。「研究プロジェクトの協働推進」「研究成果を活用した教員養成および学校教育」などの連携により、双方の知見や研究成果をもって学校・教育現場並びに教科書の質的向上に貢献する取組みを、進展させるという。
また、学習指導上の各種課題の解決や、SDGsなどのスマート社会に対応した「令和の日本型学校教育」の実現にも寄与するとしている。