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合同出版、ヤングケアラー支援ツールの使い方刊行

 合同出版は2023年7月19日、Amazonや楽天ブックス、全国の書店などで「ヤングケアラーに気づき支援する メンタルサポート【N式ツール】の使い方」を刊行した。サイズはA5判、136ページ。定価2,420円(税込)。合同出版Webサイトでは試し読みができる。

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ヤングケアラーに気づき支援する メンタルサポート【N式ツール】の使い方
  • ヤングケアラーに気づき支援する メンタルサポート【N式ツール】の使い方
  • 第1章 重複ケアを担った絵美さん
  • 第2章 ヤングケアラーの特徴
  • ヤングケアラーを見つけるために
  • 第3章 ケアをアセスメントする
  • N式ツールのスケール
  • 著者 臨床心理士の永山唯氏

 合同出版は、2023年7月19日にAmazonや楽天ブックス、全国の書店などで「ヤングケアラーに気づき支援する メンタルサポート【N式ツール】の使い方」を刊行した。サイズはA5判、136ページ。定価2,420円(税込)。合同出版Webサイトでは試し読みができる。

 家族の介護や家事を担うヤングケアラーは、中学生で17人に1人、高校生で24人に1人いるといわれている。友人と話す時間がない、家でも気持ちが休まらない、進学や就職を諦めざるを得ないなど、ケアが与える影響は多岐にわたる。「誰かに相談するほどではない」「相談しても状況が変わらない」と孤立してしまうケアラーには、深刻な状態になってしまう前に大人の支援が必要だという。

 今回刊行した「ヤングケアラーに気づき支援する メンタルサポート【N式ツール】の使い方」では、身近なヤングケアラーに気付き、信頼関係を構築しながらこころのケア負担を軽減する方法をわかりやすく紹介している。

 書籍で紹介する「N式ケアラーサポートツール(N式ツール)」とは、ケアラーと話しながら進めるメンタルサポートをマニュアル化したもの。ケアラーが自分のケアの傾向を知り、ケアとの適切な距離感や気持ちのコントロールを身に付けることを目指す。著者は、臨床心理士の永山唯氏。自身がヤングケアラーだった経験や、多くのケアラーとのカウンセリングから学び、N式ツールをつくり上げたという。

 第1章では、「重複ケアを担った絵美さん」と題し、さまざまな背景をもつヤングケアラー当事者の事例を紹介。第2章では、ヤングケアラーの特徴や国内の支援動向、身近なケアラーに気付くポイントなどをイラストや会話文を交えながら解説している。第3章では、N式ツールの使い方を4つのステップごとにくわしく解説。巻末には、コピーして利用できるケアラーを見つけるアセスメントシートや、N式ツールのスケール、相談窓口を掲載している。

 「ヤングケアラーに気づき支援する メンタルサポート【N式ツール】の使い方」は、定価2,420円(税込)。A5判、136ページ。合同出版のWebサイトでは試し読みができ、Amazonや楽天ブックス、そのほか全国の書店で購入できる。

◆ヤングケアラーに気づき支援する メンタルサポート【N式ツール】の使い方
ISBN:978-4-7726-1526-6 
サイズ:A5判、136ページ
定価:2,420円(税込)

《いろは》

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