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小学生への指導法を学ぶ「性情報リテラシー教育フェスタ」7/1

 性情報リテラシー教育協会は2023年7月1日、養護教諭など小学校教員や関心のある人を対象に、第1回性情報リテラシー教育フェスタ「『ネット時代の性教育』がわかる!」をオンライン開催する。参加費8,800円。申込締切は6月27日。

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  • 第1回性情報リテラシー教育フェスタ「ネット時代の性教育」がわかる!

 性情報リテラシー教育協会は2023年7月1日、養護教諭など小学校教員や関心のある人を対象に、第1回性情報リテラシー教育フェスタ「『ネット時代の性教育』がわかる!」をオンライン開催する。参加費8,800円。申込締切は6月27日。

 インターネットの性情報には、いまや小学生でも簡単にアクセスすることができる時代となった。性情報リテラシー教育協会会長であり、メディア学者、ジャーナリストの渡辺真由子氏の著書「性情報リテラシー」によると、「子供が初めて性的メディアに接した時期は、女子・男子とも小5未満が最多」との調査結果があるという。

 メディアの性情報には、人権を侵害するものや、ジェンダーに関して偏ったものが氾濫している。そのため、性教育にメディア・リテラシー(メディアの読み解き・活用能力)を導入する「性情報リテラシー教育」が必要だという。

 性情報リテラシーとは、「メディアが発信する『性に関する情報』を鵜呑みにせず、批判的に読み解く能力」を指す。SNSやAV(アダルトビデオ)などに性情報が氾濫し、自画撮り被害やリベンジポルノなどの「デジタル性暴力」が急増する中、インターネット社会を生き抜く子供たちにとって、不可欠な能力だという。

 だが、国際標準の性教育ガイダンスでも新たに重視されながら、日本では性情報リテラシーについて、まだほとんど知られていない現状がある。そこで、性情報リテラシー教育協会は、小学生に何をどう教えればいいのかについて学ぶことができるセミナーを開催する。

 プログラムは、性情報リテラシー教育協会会長の渡辺真由子氏による「性情報リテラシー教育とは何か」、同協会認定講師のたなかゆうこ助産師による「AI時代幕開け!だからこそ性情報リテラシーを」、認定講師のたかむらやすこ開業助産師による「いまこそSNSリテラシー教育を~子どもの性を守るためにできること~」、認定講師のもりこみ精神保健福祉士による「メディア・リテラシー~日本外国特派員協会によるカウアン岡本氏の記者会見を読み解く~」、認定講師のもとだてかづこ開業助産師による「メディアから受けるジェンダー・バイアス」を予定。

 参加費は8,800円。6月27日締切り。Peatixより申し込む。

◆第1回性情報リテラシー教育フェスタ
「ネット時代の性教育」がわかる!
日時:2023年7月1日(土)13:00~16:30
会場:オンライン(Zoom)
対象:養護教諭など小学校教員、関心がある人
申込締切:2023年6月27日(火)
参加費:8,800円
申込方法:Peatixより申し込む

《いろは》

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