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魅力ある地方大学に選定、金沢大「観光デザイン」定員増…文科省

 文部科学省は2023年6月14日、2024年度(令和6年度)魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増について選定結果を発表した。申請があった2大学のうち、金沢大学1校が融合学域 観光デザイン学類で35人の増員が認められた。

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金沢大学「新たな観光価値の創出による地方創生~観光デザイン人材が活躍する“金沢モデル”~」構想
  • 金沢大学「新たな観光価値の創出による地方創生~観光デザイン人材が活躍する“金沢モデル”~」構想
  • 2024年度 魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増 選定一覧

 文部科学省は2023年6月14日、2024年度(令和6年度)魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増について選定結果を発表した。申請があった2大学のうち、金沢大学1校が融合学域 観光デザイン学類で35人の増員が認められた。

 「魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学における定員増」は、大学が地域貢献の役割や存在価値を自覚し、地方公共団体や地元産業界、他の公私立大学などを巻き込んだうえで、地域のニーズを踏まえた大学の特色と強みを最大限に生かした取組みを通じ、地方創生に資する魅力ある地方大学の実現のために、特例的かつ限定的に実施するもの。

 2024年度の定員増は、2022年12月9日付で各国立大学法人宛に公募。4月14日の締切日までに2大学からの申請を受け付け、大村秀章愛知県知事、大森昭生共愛学園前橋国際大学長ら有識者6人で構成する審査会において、金沢大学1件を選定した。

 同大学では、既設の融合学域観光デザイン学類において「新たな観光価値の創出による地方創生~観光デザイン人材が活躍する“金沢モデル”~」構想を提案。「産官学金や他機関との連携」「新しい観光を見据えた教育」「地域定着に向けた方策」を柱に、地方創生の実現を目指す。入学定員は2023年度20人から、35人増員し2024年度は55人とする。

《川端珠紀》

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