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教育者向け実践型講座「探学ノススメ」6-8月

 OSOTOは2023年4月26日、教師や保護者、自然体験ガイドのための実践型講習「探学ノススメ Re-Generative&Generative」を開講することを公表した。第一期は6月~8月に逗子市で全3回実施。参加費は11万円。

イベント 学習者
実践型講習「探学ノススメ Re-Generative&Generative」スタート
  • 実践型講習「探学ノススメ Re-Generative&Generative」スタート
  • 舞台は公立小学校の校庭
  • ジェネレーターの市川力氏
  • 大地の再生の佐藤俊氏
  • プログラム内容

 OSOTOは2023年4月26日、教師や保護者、自然体験ガイドのための実践型講習「探学ノススメ Re-Generative&Generative」を開講することを公表した。第一期は6月~8月に逗子市で全3回実施。参加費は11万円。

 OSOTOは、自らが運営する親子向けプログラム「ちきゅうのがっこう」のキャンセル待ちの盛況を受け、さらに多くの子供たちが自然と共に学び、成長する機会を得ることができるよう、教師や保護者、自然体験ガイドのための実践型講習「探学ノススメ Re-Generative&Generative」を開講する。

 現在、6月から開講する探学のノススメ第一期生を募集中。講座では、学校の校庭というどこにでもある場の環境整備作業に身を投じることで人の学びへの関わり方、周囲のコミュニティのあり方が変わることを体感しながら学ぶ。SDGsを達成するにはそもそも「リジェネラティブ=環境再生」というあり方が求められるという。世界で巻き起こりつつある「自然をリジェネし、人をジェネする」という動きを先取りした講座となっている。

 講師は元東京コミュニティスクール校長で、みつかる+わかる代表理事のジェネレーター・市川力氏と、地域性に特化した環境整備を行うグループ「大地の再生 関東甲信越」の佐藤俊氏。探究学習の先駆者市川氏と、環境再生のスペシャリスト佐藤氏がタッグを組み、環境再生と探究学習を組み合わせた新たな学びを生成する手法を実践で伝授する。会場は、逗子市立久木小学校。実際に公立小学校の校庭を観察、環境再生を行い探究学習につなげていく。

 環境整備に関心があり、学校・園等の教育現場、病院、福祉施設で実施したい人や自然と人とが共存しながら、生き生き豊かに暮らすあり方を知りたい人にお勧めだという。その他、探究する学びの基盤となる見えないなりゆきを探索するフェイズでのあり方を学びたい、地域コミュニティを活性化し、多様な人が交ざりあう場をつくりたい、自然とつながって学び続ける組織のあり方を模索したいという人も歓迎している。

 講座は6月4日、7月2日、8月27日の全3回+オンラインでの振り返りとなっている。対象は高校生以上、定員は25人。参加費は、大人1人11万円(税込)。第1回のプログラム内容は、「大地と交わる(その1)」。身の回りの自然がどういう状態にあるかを観察し、環境を再生するための手法を学ぶ等。2回、3回の内容はWebサイトで確認できる。申込みはPeatixにて行う。

◆探学ノススメ Re-Generative&Generative
日時:第1回/2023年6月4日(日)・第2回/7月2日(日)・第3回/8月27日(日) 各9:00~17:00
場所:逗子市立久木小学校(神奈川県逗子市久木2丁目1-1)
対象:高校生以上
定員:25人
参加費: 11万円(税込)
申込方法:Peatixにて行う

《田中志実》

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