日本経済大学は、スペインのIQSスクールオブマネジメント、エウロペア・デ・マドリード大学、ナバーラ州立大学と2023年3月に学術交流協定、学生派遣協定を締結したことを公表した。学生の交換留学、教員の相互派遣、学術共同プログラムの策定・推進等を進めていくという。
日本経済大学は「個性の伸展による人生練磨」という建学の精神に則り、世界が求めるグローバル人材を輩出するために世界26の国と地域、約80校と留学制度を締結している。今回、スペインのトップレベルの大学であるIQSスクールオブマネジメント、エウロペア・デ・マドリード大学、ナバーラ州立大学の3校と学術交流協定、学生派遣協定を締結した。
IQSスクールオブマネジメントは1905年、バルセロナに創立された経営学部と工学部に特化したスペインでもっともレベルの高いビジネススクール。特にグローバルやデジタル化等を重視し、日本経済大学とも親和性が高く、互換性が高いプログラムを提供することができる。
エウロペア・デ・マドリード大学は1989年、マドリードに設立された私立大学。専門分野は国際ビジネスやビジネス分析、マーケティング等で2つのキャンパスに1万6,000人の学生が在籍している。世界300ほどの大学と締結しているが、日本の大学との締結は日本経済大学が初だという。
ナバーラ州立大学は1987年、フランス国境近くのナバーラ州に創立した公立大学。法学や生物科学、工学等の学部があり、中でも経営学が人気。日本経済大学と親和性が高い分野について、英語で学ぶことができる。エウロペア・デ・マドリード大学と同様、日本の大学との締結は初だという。
新型コロナウイルスの影響で制限されていた渡航が緩和される中で、日本経済大学は今回の協定締結により、長期留学を前提とした学生の交換留学、教員の相互派遣、親和性の高い分野で学びのコラボレーション・アクティビティを展開していくとしている。