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高校生向け新講座「ベーシックレベル情報I」提供…スタディサプリ

 リクルートは2023年4月10日、オンライン学習サービス「スタディサプリ」で、高校生を対象とした新たな講座「ベーシックレベル情報I」の提供を開始したと発表した。分野ごと全9講47パートで構成。学校向け「スタディサプリ」を通じて、先生の授業準備にも活用できるという。

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講義動画のイメージ
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  • スタディサプリ
  • 講師の武善紀之氏
  • 講師の安藤昇氏

 リクルートは2023年4月10日、オンライン学習サービス「スタディサプリ」で、高校生を対象とした新たな講座「ベーシックレベル情報I」の提供を開始したと発表した。分野ごと全9講47パートで構成。学校向け「スタディサプリ」を通じて、先生の授業準備にも活用できるという。

 リクルート進学総研が発表した「高校教育改革に関する調査2022」によると、新学習指導要領への対応として高校が特に課題感があるとした教科の1位は「情報」であることが明らかになっている。

 提供を開始した「ベーシックレベル情報I」は、リクルートが提供する「スタディサプリ」の高校生向け新講座。生徒の学習をサポートするとともに、学校向け「スタディサプリ」での提供を通じて、情報科の指導に悩む先生の授業準備にも活用できるという。

 分野ごとに「情報社会と問題解決」「メディアとコミュニケーション」「情報のデジタル化」「情報デザイン」「ハードウェアとソフトウェア」「アルゴリズムとプログラミング」「モデル化とシミュレーション」「情報通信ネットワーク」「データの活用」の全9講47パートで構成。各パートは、基本的な知識や重要事項を学ぶ「要点整理(約10分)」、講師と一緒に問題に取り組む「実践問題(約10分)」、Webテストで知識の定着を確認する「確認テスト(約5分)」の3ステップで学習できる。

 担当講師は、日出学園中学校・高等学校教諭の武善紀之氏、青山学院中等部講師の安藤昇氏の2人。情報科の指導に関する専門家監修のもと、高等学校での指導経験豊富な講師がわかりやすく丁寧に解説するとしている。

 スタディサプリは、「世界の果てまで、最高の学びを届けよう」をコンセプトとしたオンライン学習サービス。実力派講師陣による小学校高学年から大学受験生までの5教科18科目、4万本以上の講義動画が月額2,178円から見放題、オンラインコーチングサービスも展開している。学校教育のサポートツールとしても高校を中心に導入が進み、2022年3月末時点で全国1,947校が導入しているという。

《奥山直美》

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