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静岡県商業教育研究会と名古屋商科大学…高大連携協定

 静岡県商業教育研究会と名古屋商科大学は、2023年2月16日に高大連携に関する協定を締結した。これにより、双方が有する教育資源等を相互活用し、地域社会の発展と人材の育成に貢献していく。

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静岡県商業教育研究会・名古屋商科大学、高大連携協定
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 静岡県商業教育研究会と名古屋商科大学は、2023年2月16日に高大連携に関する協定を締結した。これにより、双方が有する教育資源等を相互活用し、地域社会の発展と人材の育成に貢献していく。

 具体的には、高校の商業科目におけるケースメソッド教材開発および実践、高校教員・高校生の大学授業への特別聴講、大学教員・学生の高校への出張講義、Web配信講義、学生と高校生の協働によるワークショップ開催、大学で活用している教材等の提供、教育実習候補生の高校でのインターン受入れ、商業教育における教育研究活動の情報交換等を予定している。

 なお当面は、ケースメソッド教育に関する高校教員向け研修会の開催や、高校生を対象とした出張講義の実施等、名古屋商科大学の教員が専門的な立場から指導や助言を行う。

 静岡県商業教育研究会は商業教育の振興・発展を図ることを目的に、会員の研修と研究を推進。会員相互の親睦を図り、商業教育に関する調査・研究を行い、各種事業を開催している。現在50校、教員531名、生徒11,052名(全日制9,727名、定時制・通信制1,325名)が加盟し、「定期総会、商業教育研究大会、各種会議・委員会」「加盟校商業科主任による研究委員会」等を開催・運営している。

 名古屋商科大学は1953年の開学以来、世界標準の経営教育を追求し、国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得した。現在は5学部10学科2研究科を設置し、世界59か国174校の提携校と共に、交換留学や国際ボランティア等を積極的に実施。ビジネススクール(経営大学院)は、世界QSランキングにおいて5年連続で国内第1位を獲得(2022年)。「THE(Times Higher Education ranking)」の2022年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区第1位、国内では第16位にランクインしている。

《藤本ゆう子》

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